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Debian11.5でサーバー構築

Debian11.5でサーバー構築

Debian11.5 ; OSインストール

1.Debian11の概要 今回はユーザーフレンドリーなLinuxディストリビューションのUBUNTUの基になっているDebianでサーバー構築する方法を説明します。 最新のリリースは Debian 11.5(コードネーム「bullseye」) です。 2021年 8 月 14 日 にリリースされ 2022 年 9 月 10 日 に更新 (ポイントリリース11.5) が行われました。 2.Debianインストールイメージのダウンロード Debian11のダウンロードサイト  https://www.debian.org/ 上記公式サイトにアクセスし、インターネットに接続されている環境でのセットアップに都合の良い 「 debian-11.5.0-amd64-netinst.iso.」をダウンロードしてください。(CD1枚に納まります)
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Debian11.5 ; DiCE , logwatch , ディスク使用率チェックスクリプト 導入

1. DiCEのインストール ネットが切断されたり、ルーターが切断再起動したときにおこるグローバルIPの変更の度に、ダイナミックDNSにアクセスしグローバルIPが変更されたことを知らせなくてはいけません。その作業を自動的にやってくれるのがDiCEです 2. ディスク使用率チェックスクリプト導入 3. ログ解析ツール logwatch インストール 3.1 logwatch のインストール # apt -y install logwatch
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Debian11.5 ; WEBサーバーApache導入

WEBサーバーApache2導入 インストールの前にUFWでhttp:80番ポートおよびhttps:443ポートをallowしておく # ufw allow http # ufw allow https # ufw reload 3. Apache2; Perlスクリプトを利用する CGI を有効にして Perl スクリプトが利用できるように設定します 4 Apache2 : PHPスクリプトを利用する ①PHP をインストール # apt -y install php php-cgi libapache2-mod-php php-common php-pear php-mbstring 5. バーチャルホストの設定 デフォルトの設定ファイルをコピーし(ファイル名は任意、今回は例としてvhost-yourdomain.conf)、バーチャルホストの設定をします 6. Apache2でDigest認証を行う http の認証認定方式として有名なBasic 認証は認証情報を平文で送信するので、パケット盗聴されるとID とパスワードが漏洩する危険があります。 一方、Digest 認証は認証情報を暗号化して送信するので、情報漏えいの心配がほとんどありません。Digest 認証はBasic 認証を強化した認証認定方式と言えます。
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Debian11.5 ; システムのバックアップ・リストア

1. システムのバックアップ 1.1 /var/www/html 配下のバックアップ ① /opt配下にbackup_all.shスクリプト作成 1.2 Mysqlのデータベースバックアップ ①/opt配下にdb_backup.shスクリプト作成 # vi /opt/db_backup.sh 2. システムの復元 2.1 HTML配下 バックアップファイルの復元 ① バックアップに使用するHTML バックアップファイルを、「/(ルート)」ディレクトリへ格納 最新のタイムスタンプの付いたバックアップファイルを選択(例としてwww_back_20220501.tar.gz) # cd /var/www/backup/www_bak # cp www_back_20220501.tar.gz / # cd / # tar zxvf www_back_20220501.tar.gz 2.2 MySQL データベースを復元 ①DB バックアップファイルを任意のディレクトリに保存し、データを解凍
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Debian11.5 ; MySQL8 , WordPress インストール

1. MySQL 8インストール 1. 1インストール MySQLチームは、Debian Linux用の公式MySQL PPAを提供しています。 パッケージをDebianシステムにダウンロードしてインストールすると、PPAファイルがシステムに追加されます。 PPAを有効にするには、以下のコマンドを実行します。 2.WordPressインストール 2.1 データベース作成 Word Press 用のデータベースを作成します(例として今回はデータベース名を 「wp_db」、ユーザー名を「wp_user」、パスワードを「?Y123456y」) アカウント作成時「Your password does not satisfy the current policy requirements」が表示される場合はパスワードを8文字以上、英数大文字小文字、記号等を含めてください
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Debian11.5 ; Let's Encrypt WEB , MailサーバーSSL化

1. 証明書を取得する (Let's Encrypt) 1.1 事前準備 ①mod_sslを有効にする # a2enmod ssl ②Let's Encrypt証明書を取得するためのクライアントツールをインストール 2. Apache2にSSL/TLS(Let's Encrypt) の設定 ①Apache2のSSL関連設定ファイルの編集 3. Mail サーバーにSSL/TLS(Let's Encrypt) の設定 3.1 メールサーバー用証明書の取得 メールサーバー用の証明書を取得するが上記と同様の方法では取得できないので「--standalone」オプションをつけて下記のようにしても失敗する。
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Debian11.5 ; 初期設定

1. vimエディターのインストールと設定 Debianではデフォルトのエディターとして「nano」が設定されています。nanoはやや使いにくいことや、利用されている環境が少ないためエディタを「vim」に変更する手順を紹介します。 1.1 vimパッケージの確認 Debian にはデフォルトでvimがインストールされていますが「vim-tiny」というパッケージになり、機能が少ないバージョンになります。インストールされ ているvimパッケージを確認してみます。Debianではパッケージの確認に"dpkg"コマンドを利用します。"-l"オプションを付けるとパッケー ジリストが表示されます。 "dpkg"コマンドをそのまま実行するとシステムにインストールされている全てのパッケージが表示されるため、文字列「vim」を含むパッケージのみを"grep"コマンドで抽出します。以下のように実行します。
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Debian11.5 ; 公開鍵暗号方式を用いた認証によるSSH接続

RSA 公開鍵暗号方式を用いた認証によるSSH接続  公開鍵、秘密鍵ペアの作成 OpenSSH 使って Linux サーバに接続するユーザの公開鍵と秘密鍵のペアを作成します。 鍵ペアの作成は ssh-keygen をを使います。 今回はSSH プロトコル Version 2 で利用する RSA 暗号を利用した鍵セットを作成します。 公開鍵と秘密鍵のペアの作成はリモートログインするユーザ権限(huong)で実行します。 作成先・ファイル名を指定しなければ、 /home/huong/.ssh/ に id_rsa, id_rsa.pub が作成される。 途中、鍵用のパスワードも入力する。
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Debian11.5 ; NTP ,FTPサーバー導入

1. 時刻同期サービスを提供する NTP サーバーをインストール # apt -y install chrony # vi /etc/chrony/chrony.conf # 8行目:デフォルト設定はコメントにして自身のタイムゾーンの NTP サーバーを追記 2. FTPサーバー導入 2.1 vsftpdをインストール # apt install vsftpd
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Debian11.5 ; ウイルス対策 、Mailサーバー

1. ウイルス対策ソフトClamav導入 ウィルス対策としてLinux 用のフリーのアンチウィルスソフトであるClam AntiVirus を導入します。 このアンチウィルスソフトを導入することで、サーバー全体のウィルススキャンはもちろん、メールサーバーを構築し、設定を行えば、送受信するメールのウィルススキャンも行うことができます。 2. メールソフト導入 Postfix は、sendmail に代わるMTA (Mail Transport Agent)として開発されたソフトウェアで、sendmail との互換性が高く、安全、メンテナンスが容易、速い、などの特徴を兼ね備えたメールサーバーです。 また、Postfix はメールを送信するSMTP サーバーとしての機能しか無いため、後半でメール受信のPOP サーバーDovecotのインストールを別途行います。 3 メールサーバーPostfixに ClamAV適用 Postfix と Clamav を連携させて 送受信メールをリアルタイムスキャンできるように設定します ①Amavisd および Clamav Daemon をインストールして Clamav Daemon を起動します
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Debian11.5 ; SNORT2 , Tripwire インストール

1.SNORT2 インストール Snortは、IPネットワーク上でリアルタイムのトラフィック分析とパケットロギングを実行できるオープンソースのネットワーク侵入検知システムです。 「プロトコル分析」「コンテンツ検索」「マッチング」を実行でき、「バッファオーバーフロー」「ステルスポートスキャン」「CGI攻撃」「SMBプローブ」「OSフィンガープリント試行」「セマンティックURL攻撃」「サーバメッセージブロック探査」など、さまざまな攻撃検出に使用できます。 2.Tripwireインストール クラッカーによるLinuxサーバーのファイルの改竄を検知するシステムを導入する。 今回は、ファイル改竄検知システムにホスト型IDS(IDS=Intrusion Detection System)のTripwireを導入する。 Tripwireは、導入時のファイル状態をデータベース化し、そのデータベースとファイルの現状を比較することにより、ファイルの追加/変更/削除を検知する。
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Debian11.5 ; SSH , Firewall設定

1. SSHサービスのセキュリティ設定 SSHサービスはデフォルトでrootユーザーのログインを許可しています。rootユーザーはユーザー名が既に判明しているためパスワードが判明すると、管理者権限でサーバーへログイン出来るため、これを拒否する設定を行います 1.1 一般ユーザーの作成 Debianのインストール時に一般ユーザーを作成している場合は、本手順は不要です。 サー バーに作成されているユーザーがrootのみの場合、SSHによるリモートログインが出来なくなりますので、OSのインストール時にユーザーを作成していない場合、事前にユーザーを作成する必要があります。OSのインストール時にユーザーを作成している場合は、本手順は不要です。