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グループウェアGroupSession導入(RockyLinux,AlmaLinux etc)

オープンソースのグループウェアGroupSession

オープンソースのグループウェアとして

・GroupSession
・シラサギ
・OSSカレンダー
・Group Office
・グループウェア Abdul v128a
・Tec STORK.

がありますが今回は無料かつユーザー数無制限で「スケジュール」「施設予約」「掲示板」「稟議」「在席管理」など多彩な機能を持つGroupSessionの無料版をインストールします。

前提
Apache/2.4.37 はインストール済みとする

1. Java , Tomcatをインストール

1.1 Java jdk-11.0.18+10 Temurin をインストール

①ダウンロード

ADOPTIUMのサイトからダウンロード
Operating System  Linux
Architecture     x64
Package Type    JDK
Version       11
ファイル名は OpenJDK11U-jdk_x64_linux_hotspot_11.0.18_10.tar.gz

➁インストール
"OpenJDK11U-jdk_x64_linux_hotspot_11.0.18_10.tar.gz" の保存先を "/usr/local/src"とし、解凍する

➂.bash_profileにパスを追加

④設定を反映

⑤インストールの確認

1.2 Tomcatをインストール

①ダウンロード
tar.gz形式のインストーラーをApache Software Foundationのサイトからダウンロード
ファイル名は apache-tomcat-9.0.71.tar.gz

➁インストール
保存先を /usr/local/srcとし、解凍する

➂Tomcatを起動するための環境変数を設定
Tomcatを起動するユーザの.bash_profileなどに追記

④Tomcatの起動・停止

2.GroupSessionインストール

2.1 gsession.warを配置
①Tomcatを停止

➁gsession.warをダウンロード   
ダウンロード先 https://groupsession.jp/dl/dl.html

➂ダウンロードしたファイルをTomcatのwebappsフォルダへ配置
/usr/local/src/apache-tomcat-9.0.71/webapps/gsession.war

2.2 GroupSessionへアクセス
①Tomcatを起動

➁FireWallの設定
以下コマンドにて、8080ポートを開放する

➂GroupSessionへアクセス
ブラウザから、http://[ サーバ名 ]:8080/gsession/ に接続する
初期値のログイン情報は
ユーザID  :  admin 
パスワード  : admin
※ adminユーザではユーザの作成、グループの作成等の基本設定のみ操作できます。
※ 各プラグインの設定を行うにはadmin以外の管理者権限を持つユーザで行う。
(管理者権限を付与するには対象のユーザを「システム管理グループ」に所属させる)

ログインに成功すると下記のようなadminユーザーのダッシュボードが表示される

3.Tomcat自動起動

① 環境変数ファイルを作成
環境変数を設定し、Javaのパスを通す

➁ systemdユニットファイルを作成

内容(パスは各自のインストール環境に合わす)

ユニットファイルのリロード

➂ 権限を付与して自動起動の設定をする

④ 起動確認

以上でシステムリブートしても 
/usr/local/src/apache-tomcat-9.0.71/bin/startup.sh
を実行することなく 、http://[ サーバ名 ]:8080/gsession/ にアクセスできます

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