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CentOS Stream9; SSL証明書取得( Let's Encrypt ) , Apache・Mail サーバーSSL/TLS

1.SSL証明書を取得する ( Let's Encrypt )

1.1 事前準備

最新のopen sslをインストールしておく

certbot パッケージインストール
Let’s EncryptのSSL証明書発行ツール「certbot」をインストールします。

1.2 証明書の取得

初回のみメールアドレスの登録と利用条件への同意が必要
受信可能なメールアドレスを指定

「Successfully received certificate.」と表示されれば成功
メッセージ中に記載の通り [/etc/letsencrypt/live//] 配下に次の証明書が取得されている
 cert.pem : SSLサーバー証明書(公開鍵含む)
 chain.pem : 中間証明書
 fullchain.pem : cert.pem と chain.pem が結合されたファイル
 privkey.pem : 公開鍵に対する秘密鍵

1.3 証明書を自動更新

①登録前のテスト
まず以下の--dry-runオプションを使って自動更新をテストしてみる。このオプションでは、証明書は更新されずに動作確認のみ実施されるため、証明書の取得回数制限に引っかかる心配もない

➁cronを使用して自動でSSL証明書を更新(毎月1日の午前0時に実行)

2. Apache のhttps 化

下記をインストールしておく

2.1 ssl.conf ファイルの編集

Apache を再起動

Firewallでhttpsを許可する

2.2 HTTP 通信を HTTPS へリダイレクト

.htaccessを/var/www/html/[FQDN]/ 配下に作成
.htaccessの内容

3. Mail サーバーにSSL/TLS(Let's Encrypt) の設定

3.1 メールサーバー用証明書の取得

メールサーバー用の証明書を取得するが上記と同様の方法では取得できないので「--standalone」オプションをつけて下記のようにしても失敗する。

一度web サーバーを止めてから行うと下記のとおり成功する

3.2 Postfixの設定

3.3 Dovecotの設定

firewallでPort 587を許可する

3.4 Thunderbirdの設定

受信サーバー
Port  :  143
Connection security   :  STARTTLS
Authentication method  :  Normal password

送信サーバー
Port   :  587
Connection security   :  STARTTLS
Authentication method  :  Normal password

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