Nextcloudでオンラインストレージ

Nextcloudとは、DropboxやGoogle Driveのようなオンラインストレージを構築できるOSSで、PHPとJavaScriptで開発されていて、Linux上で動作します。Web画面は日本語で表示することができます。Nextcloudはオンプレミスやクラウドどちらでも構築が可能です。
今回はDebian11.7 オンプレミスサーバーに下記環境のもとにインストールします。
Apache2 SSL/TLS設定
PHP8
MariaDB

前提条件

1.Apache インストールと設定

Apache モジュールの ssl、rewrite、およびヘッダーを有効にします

新しい apache モジュールが適用されていることの確認

2.PHP8.xインストール

2.1 パッケージをアップデート

2.2 Debian システム用の PHP リポジトリを追加

2.3 リポジトリキーをインポート

2.4 パッケージを更新

2.5 Nextcloud 用の PHP パッケージと追加の PHP モジュールをインストール

Nextcloud での SVG 画像処理のために php-imagick に必要なlibmagickcore-dev パッケージをインストール

2.6 php.ini を編集

3.MariaDB のインストール

3.1 Mariadb データベース サーバーをインストール

mariadb の root パスワードを設定しセキュリティーを強化します

NextCloud : インストール

1. NextCloud 用のユーザーとデータベースを作成

ユーザー[nextcloud_user]、データベース[nextcloud_db]を作成する

2.NextCloud サイトを設定する

2.1 NextCloudダウンロード、サイト作成
nextcloudの最新バージョンについては各自公式サイトより最新情報を確認してください。

2.2 Nextcloud ソース コード nextcloud.zipを抽出する
ディレクトリ nextcloud が作成される
nextcloud ディレクトリの所有者を www-data ユーザーに変更します

3.Nextcloud インストール用の SSL 証明書を取得

3.1 certbot ツールをインストール

3.2 letsencrypt 認証用の新しいディレクトリを作成

3.3 well-known.conf を作成

 conf-enabled ディレクトリへのシンボリック リンクを作成

Apache サービスを再起動

3.4 Letsencrypt 証明書を作成

4. Apache バーチャルホストのセット

4.1 /etc/apache2/sites-available/に構成 ファイルnextcloud.confを作成

4.2 apache を再起動

5. NextCloudインストール

1.ブラウザで[https://ドメイン名]または[https://サーバーIPアドレス/]にアクセスする
下記画面が表示されるので「ストレージとデータベース」を開き
下記の通り必要事項を入力し、インストールする
ユーザー名 : 任意の名前
パスワード : 任意のパスワード
データベースのユーザー名 : 上記「NextCloud 用のユーザーとデータベースを作成」で作成したユーザー
データベースのパスワード : 上記「NextCloud 用のユーザーとデータベースを作成」で作成したパスワード
データベース名      : 上記「NextCloud 用のユーザーとデータベースを作成」で作成したデータベース

2.下記の推奨アプリをインストールする、後ほどアプリからインストールすることもできます

3.推奨アプリのインストールが終了すると下記の画面が表示される

4.再度ログインする場合は、[https://ドメイン名/]にアクセスし、下記の通り、ユーザー名パスワードを入力し、ログインする

6.Nextcloud パフォーマンスを向上

6.1 Nextcloud でキャッシュを有効にする

6.2 Nextcloud タスクに cronjob を使用

7. CODEサーバの構築

Collabora Onlineの公式サイトにOSごとの作業手順が書いてあり、今回はDebian11の仕様に沿って進めます

7.1 GPG署名キーを入手

7.2 Collabora Onlineのリポジトリを追加
/etc/apt/sources.list.d/collaboraonline.sourcesファイルを作成し、次の内容を書き込む

7.3 CODEサーバパッケージのインストールと設定

7.4 CODEサーバの設定ファイル編集
/etc/coolwsd/coolwsd.xml編集
Nextcloudの管理アカウントのユーザ名とパスワードを設定

7.5 SSL証明書のコピー
Nextcloudを構築するときに作成したSSL証明書を、CODEサーバの設定ファイルディレクトリである /etc/coolwsd 以下にコピーし、所有者ををcoolに変更

7.6 CODEサーバ動作確認

ブラウザで下記のURLにアクセス
ファイアウォール有効の場合は9980ポートを許可しておく
また、ルーターの設定で9980ポートをサーバーに向けておく必要がある場合もあります
https://[Domain name]:9980/browser/dist/admin/admin.html

7.7 Collabora Onlineの導入
Nextcloudにログインし、構築時に設定したユーザ(今回の例ではadmin_koro)でログイン
Nextcloudをインストールした際、推奨アプリをインストールした場合画面、右上のユーザアイコンをクリック→「管理者設定」をクリック→左側メニューの下の方にある「管理」→「オフィス」をクリックするとNextcloud Officeの設定画面が表示されます。

ここでNextcloud Officeが接続するサーバを設定します。まず「自分のサーバを使用する」を選択し、その下にある「Collabora OnlineサーバーのURL(とポート)」に、以下のURLを指定し、「Save」ボタンをクリック。
ページ上部が「Collaboraオンラインサーバーに接続可能です」になれば正常。

以上インストールまで済みました。
続いて、通常ログインして利用するためのユーザーの追加方法を挙げておきます

ユーザーの追加

1.NextCloud に管理者アカウントでログインして、メニューから [ユーザー] を選択

2.左上の [新しいユーザー] をクリック

3.ユーザー名とパスワードを入力し、「新しいユーザー追加」をクリック
メールやグループの設定は任意で、後からでも設定できます
パスワードは10文字以上

確認画面になるので、管理者アカウントのパスワードを入力し、「Confirm」をクリック

作成したユーザーが追加されている

その他いろいろと活用できますが割愛します。ネットに情報がありますので検索してください。

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Linuxでサーバー構築
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