Ubuntu Server24.04 ; Tripwire , DiCE , Logwatch インストール

Tripwireインストール

クラッカーによるLinuxサーバーのファイルの改竄を検知するシステムを導入する。
今回は、ファイル改竄検知システムにホスト型IDS(IDS=Intrusion Detection System)のTripwireを導入する。
Tripwireは、導入時のファイル状態をデータベース化し、そのデータベースとファイルの現状を比較することにより、ファイルの追加/変更/削除を検知する。

1. インストールと構成

①サイト キーの作成
Tripwire は、「tw.cfg」tripwire構成ファイルと 「tw.pol」tripwireポリシーファイルをセキュリティで保護するためにサイトパスフレーズを必要とします。指定されたパスフレーズを使用して両方のファイルを暗号化します。 サイトパスフレーズは、単一インスタンスのtripwireに対しても必要です。

②ローカルキーパスフレーズ
tripwireデータベースとレポートファイルの保護にはローカルパスフレーズが必要です。tripwireベースラインデータベースの不正な変更を避けるためにtripwireが使用するローカルキー。

③tripwire構成パス
tripwireの設定は /etc/tripwire/twcfg.txt ファイルに保存されています。暗号化された構成ファイル tw.cfg を生成するために使用されます。

④tripwire ポリシー パス
tripwireは/etc/tripwire/twpol.txtファイルにポリシーを保存します。これは、tripwire で使用される暗号化されたポリシー ファイル tw.pol の生成に使用されます。

⑤サイトキーパスフレーズの入力


再度サイトキーパスフレーズの入力を求められる

⑥ローカールキーパスフレーズの入力


⑦再度ローカールキーパスフレーズの入力を求められる

⑧インストールが進み完了します

2. 構成ファイルの設定

①トリップワイヤ構成ファイル (twcfg.txt)
トリップワイヤ構成ファイル (twcfg.txt) の詳細を以下の通りです。暗号化されたポリシー ファイル (tw.pol)、サイトキー (site.key)、およびローカルキー (ホスト名ローカル.key) などのパスは以下の通りです。

3. キーの作成やデータベース作成等の初期設定

①twcfg.txt編集

② 設定ファイル生成

③ ポリシーを最適化
次のポリシー最適化スクリプトを利用し、ポリシーを最適化する

ポリシー最適化スクリプト内容

④データベース作成

途中でエラーで止まるときは「--verbose」オプションをつけて再実行

進行状況を表示し、エラーで止まるファイルを確認する。当方の環境の場合Snort関連のファイルで止まりました。

止まると予想されるパス、ファイル
/etc/snort/etc
/etc/snort/preproc_rules
/etc/snort/rules
/etc/snort/so_rules
/root/community-rules
上記ファイルに所有権と、権限を与えた後、再度次を実行

完了すると次が表示される

4. チェックを実行

①テスト用ファイルを作成

②Tripwire の動作確認

成功すると次ような表示が出る

テストファイルを削除しておく

5. Tripwire 自動実行

①自動実行スクリプト(tripwire.sh)を作成し、自動実行させる

自動実行スクリプト(tripwire.sh)の内容

②実行権限を与え、Cronで定期実行する

下記コマンドを実行して上記で設定したアドレスに通知が届くか確認する

DiCEのインストール

ネットが切断されたり、ルーターが切断再起動したときにおこるグローバルIPの変更の度に、ダイナミックDNSにアクセスしグローバルIPが変更されたことを知らせなくてはいけません。その作業を自動的にやってくれるのがDiCEです

1. Diceのダウンロード、インストール

①ダウンロード

②DiCEの設定
DiCEの出力文字はEUCのため、文字化けしてしまう。
UTF-8に変換するために、nkfをインストールしておく

#64bitOSで32bitソフトのDiceを動かすため

③DiCEを起動する

2. イベントの追加

DNSサービスはVALUEDOMAIN

3. イベントの確認

4. Diceの自動実行

DiCEデーモンを起動する

起動しているか確認

自動で起動するよう設定

ディスク使用率チェックスクリプト導入

1. スクリプト作成

disk_capacity_check.shの内容

2. 実行確認

①現在の使用率を確認

次のように表示される

80%以上になるようダミーファイルを作成する(今回は5G程度作成)

③再度確認

を実行して80%以上になっていることを確認

④ディスク容量チェックスクリプトを実行

設定したメールアドレスに本文の内容として「Disk usage alert: 89 %」のように記載のメールが届きます

⑤作成した「dummyfile」を削除

⑥定期実行設定

ログ解析ツール logwatch インストール

1. logwatch のインストール

2. logwatch 設定ファイルの編集

①デフォルトの設定ファイルをコピー

②メールの送信先等を変更

3. ディレクトリの作成

キャッシュで使用するディレクトリが無いので作成しておく

4. 動作確認

logwatch をインストールするとデフォルトで cron 登録されるので、毎日レポートメールが届く
すぐに確認したければ、以下のようにする

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