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OracleLinux9.1 : FTPサーバー , Sambaでファイルサーバー導入

1.FTPサーバ インストール

1.1vsftpdインストール

1.2vsftpd の設定

①設定ファイルの編集
②上層への ディレクトリへのアクセスを許可するユーザーを追加
③ /etc/hosts.allow で接続を許可するIPアドレスを指定します
etc/hosts.deny に、 vsftpd:ALL ( すべての接続を拒否 )と書込みます
この設定は、hosts.allow が優先されます。つまり、全てを拒否し、hosts.allow で指定されたIPアドレスは、許可になります
④vsftpd を自動起動を有効にし、起動する
⑤ここで、windows 側から、FileZilla で接続できるか確認
接続する前にfirewallでftpポートを開放します
FileZillaを起動し、File」メニューから「Site Manager」を選択
「New site」をクリック
各項目の設定は次の通り入力し、「Connect」クリック
Protocol : FTP-File Transfer Protocol
Host : サーバーのIPアドレス
Port : (空欄でよい)
Logon Type : Ask for password
User  : 一般ユーザー名(サーバーのログインユーザー)
Password : 一般ユーザー(サーバーのログインユーザー)のパスワード
接続に成功すると右側にサーバーのディレクトリー、左側にWedowsのディレクトリーが表示される

2. vsftpd SSL/TLS

Vsftpd を SSL/TLS で利用できるように設定します

2.1 自己署名の証明書を作成

Let's Encrypt 等の信頼された正規の証明書を使用する場合は当作業は不要です

2.2 Vsftpd の設定

Firewalld で、パッシブポートの許可

FileZilla に接続すると次の画面が出るのでチェックを入れ「OK」クリックすると先ほどの通り接続される

3. Sambaでファイルサーバー導入

ユーザー認証が必要なアクセス権付ファイルサーバーをSambaで構築します。
導入手順
①ユーザー認証が必要なアクセス権付の共有フォルダーを作成
②アクセス可能なグループ作成
③アクセス可能なグループに属するユーザー作成
④設定ファイル編集

3.1 sambaをインストール

3.2 共有フォルダー(smbshare)を作成

3.3 アクセス可能なグループ(smbgroup)作成

3.4 設定ファイル編集

3.5 SMB再起動

3.6 ユーザー(smbuser)登録、パスワード設定、グループ登録

3.7 Firewalldで、Samba サービスの許可

3.8 Windows11から共有ディレクトリーにアクセス

①事前準備としてWindowsでSMB1.0/CIFSを有効にする
有効にするにはWindowsの「設定」メニューから「アプリ」「オプション機能」の一番下の「Windowsのその他の機能」を開き下図のように「SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れ有効にする

②Windowsのエクスプローラーから接続
エクスプローラーを開きアドレス欄に「\\<サーバーのIPアドレス>」(今回は\\192.168.11.83)を入れ
アクセスする

認証情報の入力を求められますので
ユーザー名 : 「3.6 ユーザー(smbuser)登録、パスワード設定、グループ登録」で作成したユーザー名
パスワード : 上記ユーザーのパスワード
を入力し、「OK」クリック

共有ディレクトリーの情報が表示されるので、ファイル、フォルダが新規で作成されることを確認する

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