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CentOS7.9 ; 初期設定

1.SELinuxの無効化

まず、selinuxを無効化します。selinuxはLinuxの監査やセキュリティを向上させる機能ですが、有効になっているとサービスの動作や、設定内容にかなりの制限が出てきます。そのため、基本的には無効にする場合が多いのが実情です。

# getenforce ←SELinux機能確認
Enforcing ←SELinux有効   
# setenforce 0 ←SELinux機能無効化
# getenforce ←SELinux機能確認
Permissive ←SELinux無効

このままでは、サーバーを再起動すればseinuxは有効に戻りますので、永久にselinuxを無効にするには/etc/sysconfig/selinuxファイルを修正します。

#This file controls the state of SELinux on the system.
#SELINUX= can take one of these three values:
#enforcing - SELinux security policy is enforced.
#permissive - SELinux prints warnings instead of enforcing.
#disabled - No SELinux policy is loaded.
SELINUX=disabled ←変更
#SELINUXTYPE= can take one of three values:
#targeted - Targeted processes are protected,
#minimum - Modification of targeted policy. Only selected processes are protected.
#mls - Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted

2.システムの最新化

OSインストール直後にはできるだけ早期にパッケージのアップデートを行います。
しかし、dnf updateを行うと、カーネルアップデートも同時に行われます。
カーネルアップデートを行うと、システムの再起動やサービスの停止が必要だったり、最悪カーネルパニックが発生して、システムが起動しない場合があります。カーネルを除外してアップデートする方が賢明です。
yum -y updateの後ろに「--exclude=kernel*」を指定して実行することで
カーネルをアップデート対象から除外することもできます。

3.セキュリティ対策のため停止するサービス

4.リポジトリーの追加

4.1 EPEL repository を追加

4.2 Remi's RPM repository を追加

5.ネットワークの設定

5.1 ネットワークデバイス名の確認

ネットワークデバイス名は「ens33」と分かります

5.2 ホスト名の変更

試しにホスト名をAlmaに変更します

5.3 固定IPアドレス設定

5.1よりネットワークインターフェースの名称は「ens33」である
次のいずれかの方法で固定IPアドレスを「192.168.11.83」に変更します。
①「ifcfg」ファイルを変更

TYPE=Ethernet
PROXY_METHOD=none
BROWSER_ONLY=no
BOOTPROTO=none
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=no
IPV6INIT=no
IPV6_AUTOCONF=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6_FAILURE_FATAL=no
IPV6_ADDR_GEN_MODE=stable-privacy
NAME=ens33
UUID=69cff839-3860-4cf2-9a52-2850cb3f4a3f
DEVICE=ens33
ONBOOT=yes
IPADDR=192.168.11.83
PREFIX=24
GATEWAY=192.168.11.1
DNS1=192.168.11.1

設定を反映させるには

②「nmcli」コマンドで変更

5.Vimの設定

①Vimのインストール

②Vimの適用と反映

③ユーザー固有環境として Vim の設定

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