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初期設定Ⅰ vim設定 ・ネットワーク設定・時刻同期設定

さて、Debian10 busterのインストールも終わり、いよいよサーバーの本格的な構築を行いますか゛、本サイトではSSHによるWindowsからのリモート接続、ウイルス対策、SSl証明書による情報の暗号化、データベースの導入等多数の設定が必要になります。

今回は基本としてパッケージマネージャのaptを使いインストールしていきます。
サーバー構築設定の前準備として本ページでは次のことを行います。
・vimエディタのインストールと設定
・ネットワークの設定を行いホスト名の変更と固定ローカールIPアドレスを設定
・サーバの時刻同期設定

1. vimエディターのインストールと設定

Debianではデフォルトのエディターとして「nano」が設定されています。nanoはやや使いにくいことや、利用されている環境が少ないためエディタを「vim」に変更する手順を紹介します。

1.1 vimパッケージの確認

Debian にはデフォルトでvimがインストールされていますが「vim-tiny」というパッケージになり、機能が少ないバージョンになります。インストールされ ているvimパッケージを確認してみます。Debianではパッケージの確認に"dpkg"コマンドを利用します。"-l"オプションを付けるとパッケー ジリストが表示されます。

"dpkg"コマンドをそのまま実行するとシステムにインストールされている全てのパッケージが表示されるため、文字列「vim」を含むパッケージのみを"grep"コマンドで抽出します。以下のように実行します。

上記のように「vim-tiny」パッケージのみがインストールされていることが確認できます。

以降 「root@Lion:~#」は省略して「#」のみにして記載します。

1.2  vimパッケージのインストール

apt installコマンドの"-y"オプションはインストール時の確認を自動的に行うオプションです。

エラーが表示されなければvimパッケージはインストールされています。インストール後に再度、dpkgコマンドでvimパッケージを確認してみます。

上記のようにVimがインストールされています。

1.3  デフォルトで利用されるエディタの変更

デフォルトのエディタをnanoからインストールした「vim」に変更します。デフォルトエディタの変更には"update-alternatives --set editor"コマンドを実行します。vimに変更する場合には以下のように実行します。

上記のように出力されれば、エディタは変更されています。

1.4  vimの設定変更

全てのユーザーに許可する場合は"/root/"に「.vimrc」ファイルを作成
各ユーザーごとにvimの環境を作る場合は「.vimrc」ファイルをユーザーのホームディレクトリに作成することでvimの環境を設定できます。
今回はrootユーザーのホームディレクトリ"/root/"に「.vimrc」ファイルを作成します。

上記の中で不必要なものはコメントアウトして下さい。

1.5  vimの設定変更内容の有効化

設定した内容を有効にするために、システムからログアウトして下さい。再度、システムへログインすると上記内容が反映されます。

2. ネットワークの設定

2.1 ホスト名の設定

Debian のインストール時にホスト名を設定していますが、何らかの理由でホスト名を変更する場合について説明します。
ホスト名の設定には"hostnamectl set-hostname"コマンドを利用します。以下のように実行します。ここではホスト名として「debian-user」を設定します。

設定の結果は "/etc/hostname"ファイルを参照することで確認できます。
"cat"コマンドで"/etc/hostname"ファイルを参照して、以下のように設定値の「debian-user」が表示されればホスト名の確認は完了です。

2.2 ネットワークインターフェイスへのIPアドレス設定

Debian 10インストール時のIPアドレスはDHCP(動的IPアドレス)に設定されていますので、固定のIPアドレスを設定します。IPアドレスの設定には"/etc/network/interfaces"ファイルを変更してから、ネットワークインターフェース(今回はeno1)を再起動します。
ネットワークインターフェース名はセットアップを行った環境によって変わりますので、まずはインターフェイス名を確認します。
ネットワーク情報を確認するためのコマンドは"ip addr"になります。実行することでネットワークインターフェース名やIPアドレスの情報が表示されます。

連番の次に表示されているものが「ネットワークインターフェース名」になります。「lo」は「ローカルループバックインターフェイス」になりますので、通常は利用されません。上記の場合は「eno1」がネットワークインターフェース名です。

2.3 固定IPアドレスの設定

ネットワークインターフェース名が分かったところで、ネットワークの設定を行います。ネットワークの設定に必要な情報と、今回設定を行うパラメータを以下のように仮定して進めます。

・IPアドレス       192.168.11.82
・サブネットマスク    255.255.255.0(24ビット)
・デフォルトゲートウェイ 192.168.11.1
・DNSサーバー      192.168.11.1

IPアドレスの設定は"/etc/network/interfaces"ファイルを変更することで行います。viコマンドでinterfacesファイルを開きます。

2.4 固定IPアドレスの有効化

3. サーバーの時刻同期を設定

こではサーバーの時刻を自動的に合わせるサービスである「timesyncd」を設定していきます。

3.1 timesyncdサービスの設定

timesyncdサービスの設定は"/etc/systemd/timesyncd.conf"ファイルで行います。ファイルの変更前に、元のファイルをバックアップとしてコピーしておきます。

viコマンドで設定ファイルを編集していきます

3.2 timesyncdサービスの設定の反映

エラーが出力されなければ、サービスは再起動しています。時刻同期の確認をおこないます。時刻同期の確認は"timedatectl status"コマンドで行います。以下のように実行します。

「System clock synchronized: yes」と表示されていれば時刻同期は行われています。

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