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openSUSEとは
OpenSUSEとは、コミュニティベースで無償公開され、最新技術の採用に積極的なLinuxディストリビューションである。ノベルがスポンサーを務め、コミュニティが開発を行っている。 元々はSUSEが開発するSUSE Linuxであったが、2003年のノベルによるSUSE買収後、ノベルは100%オープンソースを目指すディストリビューションとして、開発体制をOpenSUSEプロジェクトによるコミュニティベースに移行し、SUSE Linuxから現名称に変更した。
openSUSE は、安定版の Leap とローリングリリースモデルを採用した Tumbleweed (タンブルウィード)が用意されており、有償版の SUSE Linux Enterprise のベースにもなっています。
openSUSEプロジェクトは2022年6月8日,「openSUSE Leap 15.4」の正式リリースを発表されたので今回は「openSUSE Leap 15.4」でサーバーを構築します。
「openSUSE 15」シリーズのコミュニティバージョンの4回目のポイントリリースで,エンタープライズバージョン「SUSE Linux Enterprise 15 SP4」と同じソースコード,同じバイナリパッケージからビルドされています。
1. OSダウンロード
https://download.opensuse.org/distribution/leap/15.4/iso/にアクセスし、ISOインストールディスクイメージ(openSUSE-Leap-15.4-DVD-x86_64-Build243.2-Media.iso)をダウンロードして、DVDもしくはUSBにブートディスクとして作成する。ただし、公式ページにも記載しているとおり、USBブートディスクを作成する場合は、DDモードで作成すること。
以降、ダウンロードからインストール完了までスナップショットにて掲載する
作成したブートディスク(DVD,USB)からPCを起動するようBIOS設定後起動させると次の画面になる
英語でインストールしますのでそまままENTER ↓
言語とキーボードの選択
Language : English(US) サーバーですので英語でインストールします
Keyboard Layout : Japanese キーボードレイアウトは日本語106 JIS キー
オンラインリポジトリの使用
「オンラインリポジトリーの一覧」が表示される、初期状態でOKそのまま「Next」クリックすると書き込みが始まる ↓
パッケージの選択
今回はサーバー構築のためデスクトップ環境は入れないのでインストールするパッケージの選択では、「Server」を選択する ↓
パーテイーション設定
デフォルトで使用する そのまま「Next」 ↓
地域と時刻の設定
地域(Region) : Asia 時刻(Time Zone) : Japan
ローカルログインユーザーと root ユーザーの作成
ローカルログインユーザー
最初にログインするアカウントの作成です。デフォルトでは "Use this password for system administrator" にチェックが入っていますが、このチェックは外し、次のrootユーザーの設定を行います。
root ユーザー
インストールの設定
「インストール設定」ではデフォルトで進めますが、SSHサーバーの有効とSSHポートが開放されていることを確認の上「Install」をクリック ↓
確認のダイアログが出てきますので、OKなら"Install"をクリック
インストールが完了すれば"OK"をクリックするとサーバーが再起動します
正常にインストールすれば下記の画面になる ↓
以上でopenSUSEのインストールは完了です、他のLinuxに比べても非常にインストール自体は簡単にできます。
続いて、本格的なサーバーの構築に移ります