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MiracleLinux8.4 ; Webサーバ インストール,バーチャルホスト

apache2( httpd-2.4.39 )のインストールとバーチャルホスト設定

1.apache2インストール

①httpd-2.4.39 をダウンロード

➁Apache のtar ファイルの展開
➂apr、apr-util のダウンロードと展開
④ expat-devel のインストール
⑤expatシンボリックリンクを作成
インストールされたライブラリを"/usr/local"配下にシンボリックリンクで作成します

※ /usr/local/bin

※ /usr/local/include

※ /usr/local/lib

⑥PCREのインストール
⑦シンボリックリンクを作成
インストールされたライブラリを"/usr/local"配下にシンボリックリンクで作成します

※ /usr/local/bin

※ /usr/local/include

※ /usr/local/lib

⑧configure 、コンパイル、インストールを実行

2.Apache の設定

①httpd.conf ファイルを編集
②httpd-default.conf ファイル編集
③必要なディレクトリを作成
④Web サイトを表示させるディレクトリ所有者、権限
⑤Apache の自動起動設定
httpd.serviceの内容

⑥Apache の自動起動設定と起動

⑦Apache の動作確認
firewallでポート開放
ブラウザでhttp://<ドメイン名>にアクセスすると
Index of / と表示されればOK

PHP( PHP-7.3.6 )のインストールと設定

1.事前準備

PHP のインストールに必要なソフトウェアをインストール

2.PHPインストール

①インストール
②Apache の設定ファイル編集
③PHP の設定ファイルを編集
④ curl.so ファイルの生成
⑤PHP の動作確認
下記のファイルを作成
Apache を再起動
ブラウザでhttp://<FQDN>/test.phpにアクセスすると下記のような画面が表示されればOK

Apache2でDigest認証を行う

http の認証認定方式として有名なBasic 認証は認証情報を平文で送信するので、パケット盗聴されるとID とパスワードが漏洩する危険があります。
一方、Digest 認証は認証情報を暗号化して送信するので、情報漏えいの心配がほとんどありません。Digest 認証はBasic 認証を強化した認証認定方式と言えます。

4.1 Digest認証のパスワードファイルを作成

realmと呼ばれる認証領域を指定する。このrealmが同じディレクトリは認証済みとしてアクセスできるようにするためのものです。
今回は例として、realmは"DigestAuth"で、"secretuser"と言うユーザー及びパスワードファイル".digestauth"を作成する。下記のコマンドを実行すると"secretuser"のパスワードを求められるので入力する。

確認する

上記の通り、secretuserと暗号化されたパスワードが作成されています

4.2 Apacheの設定ファイル編集

Digest認証をかけるディレクトリを指定する。(今回はsecretディレクトリーを指定する)

最後尾に下記追加

Digest認証をかけるディレクトリを作成する

Digest認証を有効にして再起動する

ブラウザでhttp://[FQDN]/secret にアクセスすると「ユーザー名」「パスワード」求める画面が出る

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