Debian12.5

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Debian12.5 ; OSインストールと初期設定

1.Debian12 概要とインストール方法 今回はユーザーフレンドリーなLinuxディストリビューションのUBUNTUの基になっているDebianでサーバー構築する方法を説明します。最新はDebian 12(コードネーム「bookworm」) (2023年 6 月 10 日 にリリース)のバグ修正とセキュリティーアップデートされたポイントリリース版 Debian12.5(2024年 2月 10 日 にリリース)です。 1.1 Debian12.インストールイメージのダウンロード Debian12.のダウンロードサイト  https://www.debian.org/ 上記公式サイトにアクセスし、インターネットに接続されている環境でのセットアップに都合の良い 最新の「 debian-12.5.0-amd64-netinst.iso.」をダウンロードしてください。(CD1枚に納まります) NETINSTではインターネットから必要なパッケージをダウンロードしてインストールする形になりますので、フルインストーラーと比較して容量が小さいインストーラーが利用できます。
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Debian12.x ; Zabbix7インストール

オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix7」インストール Zabbix とは、サーバー、ネットワーク、アプリケーションを集中監視するためのオープンソースの統合監視ソフトウェアです。統合監視に必要な監視、障害検知、通知機能を備えています。多数のプラットフォームに対応した Zabbix エージェントと SNMP に対応しているため、システム全体を Zabbix ひとつで監視することが可能です。 Zabbixを実行するにはPHPプログラミング言語、データベースサーバーとしてはMySQL/MariaDB、ApacheやNginxなどのWebサーバーが必要です。 今回は次の条件がすべてが構成済みという前提で進めます。 今回は2024年06月04日にリリースされたZabbix7.0 LTSを下記環境にインストールしてみます。 Apache/2.4.59 (Debian) 10.11.6-MariaDB PHP 8.2.20 PHP-fpm
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Debian12.5 ; SSH , UFW(ファイアウォール)

1. SSHサービスのセキュリティ設定 SSHサービスはデフォルトでrootユーザーのログインを許可しています。rootユーザーはユーザー名が既に判明しているためパスワードが判明すると、管理者権限でサーバーへログイン出来るため、これを拒否する設定を行います 1.1 一般ユーザーの作成 Debianのインストール時に一般ユーザーを作成している場合は、本手順は不要です。 サー バーに作成されているユーザーがrootのみの場合、SSHによるリモートログインが出来なくなりますので、OSのインストール時にユーザーを作成していない場合、事前にユーザーを作成する必要があります。OSのインストール時にユーザーを作成している場合は、本手順は不要です。 ユーザーの作成は"useradd"コマンドで行います。"-m"オプションでホームディレクトリの作成、"-p"オプションでパスワードを指定します。 例えばユーザーアカウント名として「debianuser」、パスワードとして「123456」を設定する場合は、以下のように実行します。 2. ファイヤーウォールの設定 Debianでは「ufw」というソフトウェアを使ってファイアウォールを設定することが多いので、ufwを利用したファイアウォール設定を行います。 ufwはOSの導入時にはインストールされていませんので、設定を行う前にufwパッケージのインストールを行います。インストール後に最低限のフィルタ設定を行う手順を紹介します。 ufwで設定するフィルタルール • サーバーに転送されるパケットは全て拒否 • サーバーから外部へ送信されるパケットは全て許可 • 最初に許可するポートはSSH用のポート • サーバーに入ってくるパケットを制限
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Debian12.5 ; 公開鍵暗号方式を用いたSSH接続

公開鍵、秘密鍵ペアの作成 OpenSSH 使って Linux サーバに接続するユーザの公開鍵と秘密鍵のペアを作成します。 鍵ペアの作成は ssh-keygen をを使います。 今回はSSH プロトコル Version 2 で利用する RSA 暗号を利用した鍵セットを作成します。 公開鍵と秘密鍵のペアの作成はリモートログインするユーザ権限(huong)で実行します。 作成先・ファイル名を指定しなければ、 /home/(ユーザ名)/.ssh/ に id_ed25519, id_eed25519.pub が作成される。 途中、鍵用のパスワードも入力する。 PuTTYgen を使った秘密鍵の作成 Winscpを起動し「Tools」からRun Puttygen を起動する 該当サーバーを選択
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Debian12.5 ; FTPサーバー , NTP サーバーインストール

Debian12.5 ; FTPサーバー , NTP サーバーインストール 2. FTPサーバー導入 2.1 vsftpdをインストール # apt install vsftpd FTP Port21許可 3. Vsftpd SSL/TLS Vsftpd を SSL/TLS で利用できるように設定します 3.1 自己署名の証明書を作成 Let's Encrypt 等の信頼された正規の証明書を使用する場合は当作業は不要です
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Debian12.5 ; WEBサーバー(Apache)

Apache2インストール 最初にUFWでhttp:80番ポートおよびhttps:443ポートをallowしておく # ufw allow http # ufw allow https # ufw reload 1 Apache2 をインストール # apt -y install apache2 2 Apache2 基本設定
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Debian12.5 ; Clamav(アンチウイルス) , メールサーバー インストール

1. ウイルス対策ソフトClamav導入 ウィルス対策としてLinux 用のフリーのアンチウィルスソフトであるClam AntiVirus を導入します。 このアンチウィルスソフトを導入することで、サーバー全体のウィルススキャンはもちろん、メールサーバーを構築し、設定を行えば、送受信するメールのウィルススキャンも行うことができます。 2. メールソフト導入 Postfix は、sendmail に代わるMTA (Mail Transport Agent)として開発されたソフトウェアで、sendmail との互換性が高く、安全、メンテナンスが容易、速い、などの特徴を兼ね備えたメールサーバーです。 また、Postfix はメールを送信するSMTP サーバーとしての機能しか無いため、後半でメール受信のPOP サーバーDovecotのインストールを別途行います。 3 メールサーバーPostfixに ClamAV適用 Postfix と Clamav を連携させて 送受信メールをリアルタイムスキャンできるように設定します ①Amavisd および Clamav Daemon をインストールして Clamav Daemon を起動します
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Debian12.5 ; 証明書を取得 (Let's Encrypt), Apache,Mail SSL化

1. 証明書を取得する (Let's Encrypt) 1.1 事前準備 ①mod_sslを有効にする # a2enmod ssl ②Let's Encrypt証明書を取得するためのクライアントツールをインストール # apt -y install certbot ③Let's Encrypt証明書の取得 Apache httpd や Nginx などの Webサーバーが稼働していることが前提となります。 作業を実施するサーバーで Webサーバーが稼働していない場合は ④の手順を実行。 また、インターネット側から、作業を実施するサーバー (証明書を取得したい FQDN のサーバー) の 80 ポート宛てにアクセス可能であることも前提です。
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Debian12.5 ; MariaDB , WordPress インストール

1. MariaDBインストール 1.1 インストール # apt install mariadb-server MariaDBlバージョン確認 1.3 phpMyAdmin インストール phpMyAdmin をインストールして、Web ブラウザ経由で MariaDB の操作ができるように設定 ①インストール # apt install phpmyadmin phpMyAdmin を使用する Webサーバーの選択、今回はApache2 2.WordPressインストール 2.1 データベース作成 Word Press 用のデータベースを作成します(例として今回はデータベース名を 「wp_db」、ユーザー名を「wp_user」、パスワードを「?Y123456y」)
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Debian12.5 ; Suricata + Elastic Stackでログの可視化とモニタリング

前提条件 今回はSuricata IDS と ElasticStack を 次のサーバーにインストールします ・1台目サーバー Suricata IDS & Filebeat : Debian12.5 IPアドレス(192.168.11.83) ・2台目サーバー ElasticStack & kibana : Ubunru22.04 IPアドレス(192.168.11.100) root以外のsudoユーザーで実行する  1台目サーバー Suricata インストール SURICATA IDS/IPSはネットワーク上の通信を監視し、不審なトラフィックを検知するオープンソースのIDSです。基本的な仕組みはシグネチャ型であるため、あらかじめ設定した不正な通信を検知できます。また、Suricataは検知だけでなく防御も行えることが特徴です。
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Debian12.5 ; Nagios Server , Tripwire インストール

オープンソースの統合監視ソフトウェア「Nagios Server」インストール Nagiosは、Linux 上で実行するオープンソースの監視ソリューションです。 Nagiosは、 Ethan Galstadによって開発され、 1999 年に最初にリリースされました。その後、このプロジェクトは、いくつかの貢献者によってオープンソース プロジェクトとして改良されました。 Nagiosは、ネットワーク、アプリケーション、またはサーバーの重要なパラメーターを定期的にチェックするように設計されています。これらのパラメータには、マイクロプロセッサの負荷、実行中のプロセス数、ログ ファイル、ディスクおよびメモリの使用量の他、SMTP (Simple Mail Transfer Protocol)、HTTP (Hypertext Transfer Protocol)、POP3 ( Post Office Protocol 3)の他の多くのサービスもチェックできます。 Nagoisを実行するにはPHP、MySQLなどのデータベース、ApacheやNginxなどのWebサーバーが必要です。今回はこれらすべてが構成済みという前提で進めます。
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Debian12.5 : Logwatch, Chkrootkit,ディスク使用率チェックスクリプト

Logwatch ①インストール ②デフォルトの設定ファイルをコピー ➂メールの送信先等を変更 ④ディレクトリの作成 ⑤...
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Debian12.5 ; システムのバックアップとレストア

1. システムのバックアップ 1.1 /var/www/html 配下のバックアップ ① /opt/script配下にb...