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FreeBSD14.3 : 初期設定 (バイナリーの更新,PackagesとPorts Collectionの更新)

FreeBSDのインストールが終わり、これからサーバーの構築を始めますがコンソール画面では何かと作業がしにくいので、TeraTerm等を使用しWindowsから操作します。
OpenSSH サーバーはデフォルトでパスワード認証方式でのログインは可能となっています。
サービスが有効になっていればリモートログインすることができます。
sshd サービスの有効確認

これでWindowsのTeraTermからSSH接続できます(TeraTermでの設定は他のOSの初期設定を参照してください)

1. バイナリーの更新

カーネルなどのバージョン情報の表示

利用可能なすべてのバイナリ更新(セキュリティアップデート)を取得
今回はアップデートがありませんでした

更新またはアップグレードをインストール

インストールしたイメージで起動するようにサーバーを再起動

更新後のバージョンを確認

2. Pkgng

2.1 パッケージシステム (pkgng) の初回実行設定

最新の状態にします。

2.2 Pkgコマンド使用方法

1️⃣ アプリケーションの検索

例としてMysql8を探す場合

2️⃣ アプリケーションをインストール

例としてcurl をインストールする

3️⃣ インストールされているパッケージに関する情報の取得

先ほどインストールしたcurlの情報を取得するには

4️⃣ アプリケーションの削除

5️⃣ アプリケーションの状態

6️⃣ アプリケーションの更新状態を参照

>: 現在インストールされているものより新しいバージョンがリリースされている場合
=: 現在インストールされているものと同等のバージョンがリリースされている場合
<: 現在インストールされているものより古いバージョンがリリースされている場合

7️⃣ Packagesの更新

全てのパッケージを更新する場合

3 Ports Collectionのインストール

FreeBSD14ではportsnapが削除されていますのでgitを用いて,ポーツ・コレクション(ports collection) をダウンロード,アップデート(更新)する.

1️⃣ gitをインストールする

portsからインストールする場合

pkgでインストールする場合

2️⃣ Port Collectionのインストール
portsツリーのHEADブランチのコピーをチェックアウトする
すでにPort Collectionがある場合は削除しておく

/usr/portsを更新する

3️⃣ perl5 アップグレード

「perl5 40」が必要になりますので、アップグレードする
 「make」のコンフィグレーションファイルを、コピーして編集する

perl5.36をアンインストール

gitが削除されているので再度インストールしておく

4️⃣ ports 用メンテナンスツール

「ports」をメンテナンスするための「ports」、「portupgrade」をインストールします。

5️⃣ INDEXの更新

データベースの状態を参照するには

「=」マークがついていれば、最新版がインストールされている
「<」マークがついていれば、「ports」に新しい版が存在する

6️⃣ ports のアップグレード

上記で確認した結果、新しいバージョンが出ている「ports」を更新する

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