MiracleLinux8.4 ; Firewall , SSH接続、NTPサーバー
1.SSHによるリモート接続の設定
SSHはサーバーへリモートで接続するためのサービスで、基本的にはOSインストール直後に動作していますが、デフォルトの設定ではややセキュリティに難があります。
ここではデフォルトの設定を変更してssh接続のセキュリティを高める設定を行います。
1.1 SSHサービスの設定ファイル変更
SSHサービスの設定を変更するために設定ファイルを変更します。
SSHサービスの設定ファイルは"/etc/ssh/sshd_config"になります。設定ファイルをviエディターで開きます。(viエディタの使い方はネットに情報がたくさんありますので調べて下さい)
2.ファイアウォール(firewalld)の設定方法
MiracleLinuxではファイアウォールはfirewalldがデフォルトに設定されており、OSインストール時に有効になっています。
「firewalld」について簡単に説明すると、通信制御のポリシーを設定する場合、事前に定義されたゾーンに対して通信の許可・遮断ルールを適用し、そのゾーンを各NIC(ネットワークアダプタ)に割り当てていくという方式になっています。
3.サーバの時刻を日本標準時に同期させる
① 設定ファイルを下記の様に変更します。