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Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3; OSインストール

Rocky Linux9.3 Rocky Release Engineeringチームは2022年7月14日、最新版となる「Rocky Linux 9.0」を発表した。 Rocky Linuxは、Red Hat Enterprise Linux互換のLinuxディストリビューション。Rocky Linux 9は5月に公開されたRHEL 9と互換性のあるリリースで、2032年5月末までサポートされる。 今回は2023年11月20日リリースされたRocky Linux 9.3をインストールします。 1.Rocky Linux 9.3 ダウンロード Rocky Linux 9.3 のインストールイメージは下記サイトからダウンロード可能 https://rockylinux.org/download x86_64 のDVDを選択する
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; SSH , Firewalld , NTPサーバー

1.SSHによるリモート接続の設定 SSHはサーバーへリモートで接続するためのサービスで、基本的にはOSインストール直後に動作していますが、デフォルトの設定ではややセキュリティに難があります。 ここではデフォルトの設定を変更してssh接続のセキュリティを高める設定を行います。 1.1 SSHサービスの設定ファイル変更 SSHサービスの設定を変更するために設定ファイルを変更します。 SSHサービスの設定ファイルは"/etc/ssh/sshd_config"になります。 2.ファイアウォール(firewalld)の設定方法 RockyLinuxではファイアウォールはfirewalldがデフォルトに設定されており、OSインストール時に有効になっています。 「firewalld」について簡単に説明すると、通信制御のポリシーを設定する場合、事前に定義されたゾーンに対して通信の許可・遮断ルールを適用し、そのゾーンを各NIC(ネットワークアダプタ)に割り当てていくという方式になっています。 4.NTP サーバーの設定 サーバの時刻を日本標準時に同期させるNTP サーバーを構築します
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; 公開鍵暗号方式を用いた認証によるSSH接続

公開鍵暗号方式を用いた認証によるSSH接続  公開鍵、秘密鍵ペアの作成 OpenSSH 使って Linux サーバに接続するユーザの公開鍵と秘密鍵のペアを作成します。 鍵ペアの作成は ssh-keygen をを使います。 公開鍵と秘密鍵のペアの作成はリモートログインするユーザ権限で実行します。 作成先・ファイル名を指定しなければ、 /home/(ユーザ名)/.ssh/ に id_ed25519, id_ed25519.pub が作成される。 途中、鍵用のパスワードも入力する。
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; FTPサーバ , Sambaでファイルサーバー

1.FTPサーバ 1. 1 vsftpdインストール # dnf -y install vsftpd 1.2 vsftpd の設定 編集前の vsftpd.conf をバックアップ 2. Vsftpd SSL/TLS Vsftpd を SSL/TLS で利用できるように設定します 2.1 自己署名の証明書を作成 Let's Encrypt 等の信頼された正規の証明書を使用する場合は当作業は不要です 3. Sambaでファイルサーバー導入 ユーザー認証が必要なアクセス権付ファイルサーバーをSambaで構築します。 導入手順 ①ユーザー認証が必要なアクセス権付の共有フォルダーを作成 ②アクセス可能なグループ作成 ③アクセス可能なグループに属するユーザー作成 ④設定ファイル編集
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; WEBサーバー(Apache)インストール

1.Apache2のインストールとバーチャルホスト設定 1.1 Apache2インストール ①httpdをインストール 2. CGIスクリプトの利用確認 ①CGIの利用可確認 3. PHPのインストールと設定 3.1.PHP8インストール ①インストール 4. Apache2でDigest認証を行う http の認証認定方式として有名なBasic 認証は認証情報を平文で送信するので、パケット盗聴されるとID とパスワードが漏洩する危険があります。 一方、Digest 認証は認証情報を暗号化して送信するので、情報漏えいの心配がほとんどありません。Digest 認証はBasic 認証を強化した認証認定方式と言えます。
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; WEBサーバー、MailサーバーSSL化

1.SSL証明書を取得する ( Let's Encrypt ) 最新のopen sslをインストールしておく 1.パッケージ管理システムSnappyインストール Let’s EncryptのSSL証明書発行ツール「certbot」は2021年以降は「snap」を利用したインストールが推奨されていますので、まずSnapdをインストールします。(dnfまたはyumでの従来の方法でもインストールできます) 2. Apache のhttps 化 念のため、下記をインストールしておく # dnf -y install mod_ssl 3. Mail サーバーにSSL/TLS(Let's Encrypt) の設定 3.1 メールサーバー用証明書の取得 メールサーバー用の証明書を取得するが上記と同様の方法では取得できないので「--standalone」オプションをつけて下記のようにしても失敗する。
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; MySQL8 , WordPressインストール

MySQL8 インストール # dnf -y install mysql-server charset.cnf 下記の内容で新規作成 #vi /etc/my.cnf.d/charset.cnf # デフォルトの文字コードを設定 絵文字等 4 バイト長の文字を扱う場合はutf8mb4 [mysqld] character-set-server = utf8mb4 [client] default-character-set = utf8mb4 WordPressインストール 1. Word Press 用のデータベースを作成 例としてデータベース[wp_db] データベースユーザー[wp_user] パスワード[?Ww123456]とします
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; Suricata , Tripwire , Chkrootkitインストール

Rocky Linux9.2 ; Suricata , Tripwire , Chkrootkitインストール Suricata インストール SURICATA IDS/IPSはネットワーク上の通信を監視し、不審なトラフィックを検知するオープンソースのIDSです。基本的な仕組みはシグネチャ型であるため、あらかじめ設定した不正な通信を検知できます。また、Suricataは検知だけでなく防御も行えることが特徴です。
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; Logwatch , DiCE , ディスク使用率チェックスクリプトのインストール

Rocky Linux9.3 ; Logwatch , DiCE , ディスク使用率チェックスクリプトのインストール
Rocky Linux9.3

Rocky Linux9.3 ; システムのバックアップとレストア

Rocky Linux9.3 ; システムのバックアップとレストア WEBデータバックアップ&レストア MySQLデータベースバックアップ& レストア
Rocky Linux9.2

Rocky Linux9.2 ; Clamav ( アンチウィルス) , Mailサーバー

Clamav ( アンチウィルスソフト )のインストール 1.Clamavインストール メールサーバー インストール 1. Postfixのインストール 1.1 インストール Postfix をインストールして SMTP サーバーを構築します Mail サーバー : Postfix + Clamav + Amavisd+SpamAssassin 1.メールのリアルタイムスキャン ①Amavisd および Clamav Server をインストール
Rocky Linux9.2

Rocky Linux9.2 ; SSH , Firewalld , NTPサーバー

1.SSHによるリモート接続の設定 SSHはサーバーへリモートで接続するためのサービスで、基本的にはOSインストール直後に動作していますが、デフォルトの設定ではややセキュリティに難があります。 ここではデフォルトの設定を変更してssh接続のセキュリティを高める設定を行います。
FreeBSD13.3

FreeBSD13.3 ; OSインストール

FreeBSDとは FreeBSD(フリービーエスディー)は、UNIXライクなオープンソースのOSソフトウェア。特にネットワークOSとしての稼動実績はLinux系を上回り、高い負荷にも安定したパフォーマンスを維持します。 FreeBSD(フリービーエスディー)は実用性を重視し堅牢で頑丈な設計を施されている点から、大手企業・サービスのFTP、WWW、電子メールサーバなどの運用に適しています。 今回は2024 年 3 月 5 日にリリースされたFreeBSD13.3をインストールし、サーバーの構築を行います。 FreeBSD-13.3-RELEASE-amd64-dvd1.iso 特徴 高い負荷にも耐えられる高速・高性能なマルチプラットフォーム 大手企業にも多々の採用実績 アクセス制限によりセキュリティ対策を適用できるネットワーク 小規模から大規模までのサーバの運用が可能 商用から個人用途まで33,000を超える専用ソフトウェア
FreeBSD13.3

FreeBSD13.3 ; 初期設定 (バイナリーの更新,PackagesとPorts Collectionの更新)

FreeBSDのインストールが終わり、これからサーバーの構築を始めますがコンソール画面では何かと作業がしにくいので、TeraTerm等を使用しWindowsから操作するためSSH接続の設定をとりあえず変更します。 FreeBSDのコンソール画面で下記コマンドを入力 # vi /etc/ssh/sshd_config 61行目 #PasswordAuthentication no → PasswordAuthentication yes に変更し、下記コマンドで設定を反映させる # service sshd restart これでWindowsのTeraTermからSSH接続できます(TeraTermでの設定は他のOSの初期設定を参照してください)
FreeBSD13.3

FreeBSD13.3 ; 初期設定(Vimインストール,SSH接続のセキュリティ対策,ファイアウォール,NTPサーバー)

1. Vim インストール エディタとして使い慣れたVimを使用しますので下記の通りインストール # pkg install -y vim Vimを標準のエディタとして利用可能するため".cshrc"を編集し、反映させる