Linuxで画像のファイル形式を変換する
Linuxには、画像形式変換コマンドとして、convertコマンドがあります。
convertコマンドは、「ImageMagick」というパッケージに含まれるコマンドで、様々な画像変換をコマンドで実行できます。
convertコマンドを実行するには、
引数に変換対象ファイル、変換後ファイルを指定して実行します。
ファイル形式は、ファイルの名称に含まれる拡張子により自動的に判断されます。
[root@Lion ~]# ls ←カレントディレクトリの内容を表示します。 sample.jpg [root@Lion ~]# convert sample.jpg sample.BMP ↑JPG形式ファイルの「sample.jpg」をBMP形式ファイルの「sample.BMP」に変換 [root@Lion ~]# ls ←カレントディレクトリの内容を表示 sample.BMP sample.jpg ←「sample.BMP」ファイルが作成されている [root@Lion ~]# convert sample.BMP sample.PNG ↑BMP形式ファイルの「sample.BMP」をPNG形式ファイルの「sample.PNG」に変換 [root@Lion ~]# ls ←カレントディレクトリの内容を表示
sample.BMP sample.PNG sample.jpg ←「sample.PNG」ファイルが作成される [root@Lion ~]# convert sample.PNG sample.TIFF ↑PNG形式ファイルの「sample.PNG」をTIFF形式ファイルの「sample.TIFF」に変換 [ [root@Lion ~]# ls ←カレントディレクトリの内容を表示 sample.BMP sample.PNG sample.TIFF sample.jpg ←「sample.TIFF」ファイルが作成される |