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Opensuse 15.x ; Zabbix6 インストール

オープンソースの統合監視ソフトウェア「Zabbix」インストール

Zabbix とは、サーバー、ネットワーク、アプリケーションを集中監視するためのオープンソースの統合監視ソフトウェアです。統合監視に必要な監視、障害検知、通知機能を備えています。多数のプラットフォームに対応した Zabbix エージェントと SNMP に対応しているため、システム全体を Zabbix ひとつで監視することが可能です。

Zabbixを実行するにはPHPプログラミング言語、データベースサーバーとしてはMySQL/MariaDB、ApacheやNginxなどのWebサーバーが必要です。
今回は次の条件がすべてが構成済みという前提で進めます。

・OS : OpenSUSE15.5
・Webサーバー : Apache2.4.51
・PHP7.2.0以降
・データベース : MariaDB10.6またはMySQL (5.5.62~8.x)、

次を参考にして上記を構成しておいてください

まず最初にopenSUSE 15 システムで利用可能なすべてのパッケージが最新の安定版にアップデートされていることを確認する

Zabbix Server 6に必要なパッケージをインストール

Zabbix 6.x サーバ、フロントエンド、エージェントをインストール

①リポジトリをインストール

➁リポジトリのGPGキー署名をインポート

➂Zabbixサーバ、フロントエンド、エージェントをインストール

Zabbix用のデータベースとユーザーを作成する

Zabbixサーバーのデータベーススキーマを作成します。
rootアカウントでMariaDBサーバーにログインし、MariaDBデータベース(例:my_zabbix_db)とユーザー(例:zabbix_user)、パスワード(例:?Wabcd123)を作成します。

Zabbix構成を更新

Zabbixサーバーがデータベースに接続するためにZabbixサーバー設定ファイル/etc/zabbix/zabbix_server.confを編集し、データベース設定を更新する

Zabbixデフォルトデータベースと初期データのインポート

新しく作成したデータベースに、Zabbixの初期データベーススキーマとデータをインポートします。

Zabbix サーバー自身も監視する

Zabbixサーバ、エージェントディーモンを再起動し、システム起動時に実行できるようにします。

Zabbixのファイアウォールを設定

Zabbixポート10050(Zabbixサーバー側)および10051(zabbix agent側)を許可する必要があります。

8. Zabbix Webインストーラーの実行

Zabbix Webインストーラは、「サーバーのIP/zabbix」または「ドメイン/zabbix」でアクセスできます。
Webブラウザーを開き、「http://[your-server-IP_Address]/zabbix」を入力します。
次の画面になる。[ Next step]をクリック。 なぜかZabbix7.0が立ち上がるがよくわからないのて゛、こののまま進める

すべての要件がOKになっていることを確認後、[ Next step ]をクリック

「Database name」「User」「Password」欄には、設定した情報を入力し、[ Next step ]をクリック

「Zabbix server names」は任意の名称を入力し、タイムゾーンにはAsia/Tokyoを選択する
自身のタイムゾーンになっているか確認後、[ Next step ]をクリック

設定の再確認 情報が正しければ[Next step ]をクリック

インストールが正常に完了すると、次のページが表示されます。「Finish」クリック

Zabbixログインページにリダイレクトされます

次のデフォルト資格情報を使用してログインします。
ユーザー名:Admin
パスワード:zabbix

ログインに成功すると次の画面(Zabbixダッシュボード)になる。

Zabbixの各種設定

9.1 管理者パスワード変更

セキュリティ上、デフォルトの管理者パスワードを変更しておきます
上記ダッシュボードが表示されれば、続いて

①左ペインで [Users] - [Users] を選択して、右ペインで [Admin] をクリックします

②[Change paddword] をクリック

③Current password : デフォルトのパスワード zabbixを入力
変更したいパスワードを入力して [Update] をクリックする

下記が表示され「OK」クリックすると再度ログイン認証画面になるので変更したパスワードでログインする

監視ホストの設定

①Zabbix の管理サイトにログインし、左ペインで [Data collection] - [Hosts] を選択します。 右ペインで Zabbix Agent インストール済みのローカルホストが表示された状態となっているので、 チェックを入れ [Enable] ボタンをクリックします。(現状ではzabbixサーバー自身のみが表示されていると思います)

②[Status] が [Enabled] に変わり、監視状態になります。 Linux 用のテンプレートがデフォルトで設定されるので、これだけで CPU 使用率等の主要な項目は監視の対象にすることができます。

③Host nameはデフォルトでZabbix serverで登録されますが、 これは/etc/zabbix/zabbix_agentd.confで設定した[Hostname=***] と合わせる必要があります。 [Zabbix server] のクリックして変更して[Update] ボタンをクリック。

Host nameがLepardに変わっています

④しばらく時間が経つと各種データが収集され、以下のようにサーバーの状態が確認できるようになります。
左側  Monitoring > Hosts クリック Lepardをクリック [Grahs]を選択する

次のような監視状況画面になる

監視対象ホストを追加する

下記サーバーを対象に追加
OS : Debian12
IPアドレス : 192.168.11.100

1.監視対象としたいサーバーでの設定

1.1 監視対象としたいサーバーに Zabbix Agent をインストール

1.2.zabbix-agent 設定ファイル編集

2. Zabbix WEB UIでの設定

Zabbix の管理サイトにログインし、左ペインで [Datacollection] - [Hosts] を選択し、右ペイン上部の [Create Host] ボタンをクリック

[Hostname] にはホスト名を入力

 [Templates] の項目右の [Select] ボタンをクリック

[Select]をクリック

[Templates/Operating systems] を選択

[Linux by Zabbix agent active] を選択

[Host groups] で[Select]をクリック 

[Linux servers]を選択

[Interfaces]で[Add] [Agent]をクリック

監視対象サーバーの [IP address]と[DNS name]を入力し[Update]をクリック

新しく監視対象サーバーが登録されている

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