tail コマンド
LINUX よく使う基本コマンド
tail コマンド ファイルの内容を末尾だけ表示する |
文法 |
tail (オプション) ファイル名 |
tail コマンドは、指定されたファイルの内容を、末尾から指定された行数分だけ表示することが出来るコマン ドです。行数指定がされなかった場合は、デフォルトで10 行分表示します。 また、tail コマンドは、パイプという機能と組み合わ指定した先頭行数分だけ表示することもできます。 |
よく使うオプション |
-n [行数] ファイルの先頭から指定された行数分内容を表示する |
使用例・・・ファイルの内容の末尾だけ表示する |
$ tail /var/usr/temp.txt ← /var/usr/temp.txt ファイルの末尾10 行分を表示します。 |
使用例・・・タイムスタイプ順にファイルを一覧表示し、更新日時が古いファイルから5 ファイル表示する |
$ ls -lrt /var/usr/ | tail -n 5 -rw-rw-r-- 1koro koro 12345 1 月27 02:48 temp1.txt -rw-rw-r-- 1koro koro 3333 2 月27 02:48 temp2.txt -rw-rw-r-- 1koro koro 345 3 月27 02:48 temp3.txt -rw-rw-r-- 1koro koro 12 4 月27 02:49 temp4.txt -rw-rw-r-- 1koro koro 144 5 月27 02:49 temp5.txt コマンドの間に「|」(パイプ)をはさみ、「ls -lrt 」で出力した結果を「tail -n 5 」で古い日時から5個抽出 |