不要サービスを停止する
Linuxは、インストール直後には使用しない不要なサービス(プログラム)が多く起動している。
それらの使わないサービスは起動しているだけでサーバーのリソースを無駄に消費し、起動しているだけで、セキュリティ対策上好ましくない。
サービスを停止するコマンドにはserviceとchkconfigコマンドがありますが、serviceコマンドはサーバーを再起動した際、設定した内容が取り消されて、停止したサービスが起動してしまいます。
サーバーを再起動してもサービスが停止したままになるchkconfigコマンドでサービスを停止する。
chkconfig <サービス名> off
データベースmysqlをchkconfigを使用して停止する [root@Lion ~]# chkconfig --list mysql mysql 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off ↑mysqlのサービス起動状態を確認 上記ではランレベルが2、3、4、5で起動するように設定されています。 [root@Lion ~]# chkconfig mysql off ↑「chkconfig mysql off」を実行してすべてのランレベルでmysqlが起動 しないように設定を行ないます。 [root@Lion ~]# chkconfig --list mysql mysql 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off ↑再度mysqlのサービス起動状態を確認 すべてのランレベルがoffになり起動しない設定になっている |