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Kali Linux :

KaliLinuxとは

Kali Linuxは、一言で言えば「ペネトレーションテスト(侵入テスト)用のOS」です。Debianという安定したLinuxディストリビューションをベースに開発されており、サイバーセキュリティに関連する600以上ものツールが最初からインストールされています。

主な用途

ペネトレーションテスト(侵入テスト)
システムやネットワークに擬似的なサイバー攻撃を仕掛け、セキュリティ上の脆弱性(弱点)がないかを確認します。攻撃者の視点でテストすることで、実際のリスクを洗い出すことができます。

セキュリティ監査
組織のセキュリティポリシーが正しく適用されているか、設定に不備がないかなどを網羅的にチェックします。

デジタル・フォレンジック
コンピュータ犯罪の捜査などで、PCやスマートフォンに残されたデータを解析し、証拠を見つけ出すために使われます。

悪用厳禁(両手に縄をかけられます!)
Kali Linuxには、サーバーやシステムの脆弱性を診断するための各種セキュリティツールが多数搭載されています。これらのツールを他者の環境で使用する行為は、たとえ学習目的や善意の脆弱性診断であっても、不正アクセス禁止法などの法律に抵触する可能性があります。絶対にお控え下さい。
あくまでも、自ローカル環境で使用してください。

インストールイメージダウンロード

インストールイメージは公式ホームページよりisoファイルをダウンロードします。


2025.12.19 現在の最新ファイルは kali-linux-2025.4-installer-amd64.isoです。ダウンロードしたisoファイルからFedora Media Writer等でインストールメディアを作成し、インストールメディアからPCを起動します。

インストール


KaliLinuxはDebian系ですので本サイトのDebianのインストールと同様ですので簡単にスナップショットのみ掲載します。

初期設定

1.パッケージをアップデート

まず、上部のターミナルアイコンをクリックしてターミナルを立ち上げる

パッケージリストの更新

全てのパッケージを更新

依存関係で不要になったパッケージを削除

キャッシュの削除

2.日時の確認
インストール時場所を日本に設定しておりますので日本時間になっていますが確認のため

ネットワークの設定

1.固定IPアドレス設定

現在のインターフェース名とIPアドレス確認

インターフェース名は[eth0] IPアドレスは[192.168.11.46]
ただし、これはDHCPで自動的に割り付けられたアドレスですので、静的な固定アドレス(今回は192.168.11.83)に設定します

再起動して反映させる

確認

IPv4アドレスが192.168.11.83になっている

日本語入力の設定

1. キーボードの設定
[アプリケーション][キーボード]を開く

[レイアウト]タブを開き、[システムのデフォルトを使用する]をOffにする
[キーボードレイアウト]で日本語を選択し、下段の[編集]をクリックする

[日本語(OADG1090A)]を選択し、[OK]をクリック

変更されていることを確認して、[閉じる]をクリック

2. 日本語化に必要なパッケージのインストール状況を確認

何も表示されずインストールされておりません

日本語化に必要なパッケージはリポジトリーにあります

3. 日本語化に必要なパッケージをインストール

システムを再起動し、ターミナルを開き、[半角/全角]キーで日本語入力ができることを確認する

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