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openSUSE Tumbleweed : OS インストール

OpenSUSEとは

OpenSUSEとは、コミュニティベースで無償公開され、最新技術の採用に積極的なLinuxディストリビューションである。ノベルがスポンサーを務め、コミュニティが開発を行っている。 元々はSUSEが開発するSUSE Linuxであったが、2003年のノベルによるSUSE買収後、ノベルは100%オープンソースを目指すディストリビューションとして、開発体制をOpenSUSEプロジェクトによるコミュニティベースに移行し、SUSE Linuxから現名称に変更した。

openSUSE は、安定版の Leap とローリングリリースモデルを採用した Tumbleweed (タンブルウィード)が用意されており、有償版の SUSE Linux Enterprise のベースにもなっています。

今回は最新のアプリケーションスタックを開発している愛好者や開発者にとって理想的なディストリビューションであるTumbleweed (タンブルウィード)でサーバーの構築を行ってみます。

1. OS イメージダウンロード

にアクセスし、"Intel or AMD 64-bit desktops, laptops, and servers (x86_64)"のオフラインイメージ (4.3 GiB)をダウンロードする。
ダウンロードした"openSUSE-Tumbleweed-DVD-x86_64-Snapshot20250818-Media.iso"をDVDもしくはUSBにブートディスクとして作成する。ただし、公式ページにも記載しているとおり、USBブートディスクを作成する場合は、DDモードで作成すること。以降、ダウンロードからインストール完了までスナップショットにて掲載する

作成したブートディスク(DVD,USB)からPCを起動するようBIOS設定後起動させると次の画面になる
"Installation"を選択しENTER

ネットワーク設定を初期化します。システムがDHCP設定を使用するように構成されます。

言語とキーボードの選択
Language : English(US)     英語でインストールします
Keyboard Layout : Japanese  キーボードレイアウトは日本語106 JIS キー
"Next"をクリック

システムハードウェアデバイスを検出
オンラインリポジトリを有効にする

「オンラインリポジトリーの一覧」が表示される、すべてを選択し、「Next」をクリックする

システムロールの選択
"Server"を選択し、"Next"をクリック

パーテイーション設定
デフォルトで使用する そのまま「Next」

地域と時刻の設定
Region : Asia           Time Zone : Japan
に設定し、"Next"をクリック

ローカルログインユーザーと root ユーザーの作成
ローカルログインユーザー
最初にログインするアカウントの作成です。デフォルトでは "Use this password for system administrator"  にチェックが入っていますが、このチェックは外し、次のrootユーザーの設定を行います。

root ユーザー

インストールの設定
「インストール設定」ではデフォルトで進めますが、SSHサーバーの有効とSSHポートが開放されていることを確認の上「Install」をクリック

確認のダイアログが出てきますので、OKなら"Install"をクリック

インストールが開始される

インストールが完了すれば"OK"をクリックするとサーバーが再起動します

正常にインストールすれば下記の画面になる

以上でopenSUSEのインストールは完了です、他のLinuxに比べても非常にインストール自体は簡単にできます。

続いて、本格的なサーバーの構築に移ります

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