Debian12.8 ; Logwatch,Chkrootkit,ディスク使用率チェックスクリプト

Logwatch

Logwatch は、いろいろなログをまとめて集計し、レポートとして毎日定期的にメールで届けてくれる。不正アクセスや不具合の発見とサーバの監視に便利なツール。

①インストール

②デフォルトの設定ファイルをコピー

➂メールの送信先等を変更

④ディレクトリの作成

⑤動作確認
logwatch をインストールするとデフォルトで cron 登録されるので、毎日レポートメールが届く
設定したアドレスにレポートが届くかテストを行います。

Chkrootkit

chkrootkitはルートキットの存在を検知するためのツール。
なお、chkrootkitは既に改ざんされた後では意味がないため、導入時には考慮が必要です。また、chkrootkitはrootkitを検出しても自動的に対処する機能はないため、検出後は手動で対応する必要があります。

①chkrootkit をインストール

➁chkrootkit を確認

④chkrootkit 定期実行スクリプトの作成と権限変更

自動で /usr/sbin/chkrootkit-dailyをもとに/etc/cron.daily/chkrtootkit が作成され、毎日自動で実行されるので、スクリプトの作成は不要。
これで、rootkit が仕掛けられていた場合に root 宛にメールが届くようになる。

ディスク使用率チェックスクリプト

1. スクリプト作成

disk_capacity_check.shの内容

2. 実行確認

①現在の使用率を確認

次のように表示される

②使用率80%以上になるようダミーファイルを作成(例ではdummyfile という名前で15G程度)

③再度確認

を実行して80%以上になっていることを確認

④ディスク容量チェックスクリプトを実行

設定したメールアドレスに本文の内容として「Disk usage alert : 98%」のように記載のメールが届きます

⑤作成した「dummyfile」を削除

⑥定期実行設定

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