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2023-12

Archlinux

ArchLinux : インストール #1 イメージダウンロードと事前準備

Arch Linux についてArch Linux は、Linux ディストリビューションの一つです。他のディストリビューションでは、グラフィカルなインストールが行われる場合が多いですが、Arch Linux の場合は、CUI のコマンドライン画面上のコマンド操作でインストール作業を行います。ただし、必要のない無駄なパッケージのインストールなどが行われることはないので、自由度が高く、軽量・コンパクトな独自の環境を作ることが出来ます。Arch Linux には、他のディストリビューションにあるような「バージョン」の概念がありません。インストール用の ISO には、インストール作業で使うコマンド等のみが収録されており、これらが常に最新のものとなるよう、ISO ファイルは毎月更新されます。
Archlinux

ArchLinux : インストール #3 インストール時の初期設定

インストールしたシステム内で初期設定インストールしたシステムに入るにはarch-chrootコマンドを使います。arch-chroot は、Arch Linux インストール用のスクリプトで、指定したパスがルート "/" になるようにマウントします。ただし、これ以降はインストール先ArchLinuxにあるコマンドしか使うません、インストールメディア内にあるコマンドは利用できません。例えばパッケージをインストールする場合pacstrapは利用できずpacmanを使用します。インストールしたシステムに入る(/mntが/になる)
Archlinux

ArchLinux : インストール #2 ディスクのパーティショニング

1. Arch Linux をインストールするディスクのパーティショニング今回はUEFI モードでインストールするのでパーティションテーブルをGPTにするのでコマンドはgdiskを利用する現在のディスク情報を確認# lsblkNAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTSloop0 7:0 0 693.5M 1 loop /run/archiso/airootfssda 8:0 0 20G 0 disksr0 11:0 1 813.3M 0 rom /run/archiso/bootmnt上記の場合、VmwareWorkststion 上で 20 GB の仮想 HDD を作成したので、sda の SIZE が 20 GB になっています。NAME 行の sda が、ディスク全体を表すデバイス名でこのsdaにパーティショニングを行います今回はEFIパーティションとArch Linux 用パーティションを作成しswapパーティションは作成しません以前は、スワップ用にパーティションを一つ作って、それをスワップとして割り当てていましたが、現在は 「スワップファイル」 を使うことができるため、スワップ用のパーティションは作らなくても使用できます。「スワップファイル」は、スワップ用に任意のサイズのファイル
Debian12.5

Debian12.5 : Suricata + Elastic Stackでログの可視化とモニタリング

前提条件今回はSuricata IDS と ElasticStack を 次のサーバーにインストールします・1台目サーバー Suricata IDS & Filebeat : Debian12.5 IPアドレス(192.168.11.83)・2台目サーバー ElasticStack & kibana : Ubunru22.04 IPアドレス(192.168.11.100)root以外のsudoユーザーで実行する 1台目サーバー Suricata インストールSURICATA IDS/IPSはネットワーク上の通信を監視し、不審なトラフィックを検知するオープンソースのIDSです。基本的な仕組みはシグネチャ型であるため、あらかじめ設定した不正な通信を検知できます。また、Suricataは検知だけでなく防御も行えることが特徴です。
Debian12.5

Debian12.5 : MariaDB , WordPress インストール

1. MariaDBインストール1.1 インストール# apt install mariadb-serverMariaDBlバージョン確認1.3 phpMyAdmin インストールphpMyAdmin をインストールして、Web ブラウザ経由で MariaDB の操作ができるように設定①インストール# apt install phpmyadmin phpMyAdmin を使用する Webサーバーの選択、今回はApache22.WordPressインストール2.1 データベース作成Word Press 用のデータベースを作成します(例として今回はデータベース名を 「wp_db」、ユーザー名を「wp_user」、パスワードを「?Y123456y」)