who コマンド
LINUX よく使うサーバー管理コマンド
| who コマンド ログインしているユーザーの状況を表示する |
| 書式 |
| who [オプション] |
| ログイン名、使っている端末、ログイン時刻、ログインしている端末のIPアドレスが表示される。 IPアドレスは、自分自身のコンピュータから実行したwhoコマンドの結果には表示されない。 使っている端末は、pts1やtty1(1はコンピュータが自動で割り振る数字)などと表示される。 たとえば、複数のコンピュータから1つのコンピュータにターミナルソフトでアクセスすることも あるだろう。 新しいアクセスをするたびにptsまたはttyが増えていく。 現在、割り振られているのが何番目のptsまたはttyか表示している。 |
| よく使うオプション | |
| オプション名 | 説明 |
| -u | アイドル時間を表示します。 |
| -T | 「write」コマンドによるメッセージ送信が可能かどうかを表示します。(+可能、-不可能) |
| -i | アイドル時間を表示します。 |
| -H | 処理結果の最初の行に情報の項目名を表示します。 |
| -p | 表示対象を活動中の「init」コマンドによって生成されたプロセスだけにします。 |
| -q | 表示対象をログイン中のユーザ名と人数だけにします。 |
| -b | 最新のシステム起動時間情報を表示します。 |
| -d | 表示対象を終了済みのプロセスだけにします。 |
| -w | 「write」によるメッセージの受信可否を表示します。(+受信可・-受信否) |
| -r | 今のランレベルのみを表示します。 |
| -t | 最新のシステムクロック変更時間情報を表示します。 |
| -a | 最新起動時刻、終了済み「プロセス」「ログイン中プロセス」「init生成プロセス」「ランレベル」「システムクロック最新変更時刻」「ログインユーザ」を表示します。 |
| -s | ユーザ名、使用端末、接続時間を表示します。(デフォルトで使用) |
| -m | 自分の情報を表示します。 |
| 使用例・・・ログイン中のユーザー一覧を表示する |
| $ who root pts/1 Aug21 00:29 root pts/1 Aug 21 00:29 (:1.0) koro pts/3 Aug 21 00:30 koro pts/4 Jun 3 15:30 (192.168.11.100) koro pts/5 Jun 3 15:37 (192.168.11.100) panser pts/6 Jun 3 17:50 (192.168.11.102) |
| 使用例・・・自分自身の情報を表示する |
| $ who am i koro pts/5 Jun 3 15:37 (192.168.11.100) |
