dstat コマンド
LINUX よく使うサーバー管理コマンド
dstat コマンド サーバリソースをリアルタイム監視 |
書式 |
dstat (オプション) |
dstatとは簡単に説明するとCPU負荷をコアごと、IO負荷をディスクごと、ネットワーク転送量を インターフェイスごとに表示できるコマンド。 topやiostat,netstatを使って監視しているリソースがコマンド一つで監視できます。 |
よく使うオプション |
-t 時間を表示 -c CPU使用時間の割合を表示 -m メモリの状態を表示 –vm バーチャルメモリの利用状態を表示 -s スワップの利用状態を表示 -g ページの入出力数を表示 -d ディスクの状態を表示 -r ディスクへの読み書きリクエスト数(IOPS) -i 割り込み処理の状態を表示 -l ロードアベレージの状態を表示 -p プロセスの状態を表示 -y システム状態を表示 –lock ファイルロックの状態を表示 -n ネットワーク状態を表示 –ipc プロセス間通信の状態を表示 –unix UNIXドメインソケットの状態を表示 –tcp TCP通信のバイト数を表示 –udp UDP通信のバイト数を表示 --float 小数点も含めて表示する --noheaders ヘッダ表示を一回だけにします |
使用例・・・ネットワークやディスク状態いろいろ | ||
# dstat -Tclmdrn
|
使用例・・・CPUとメモリ関連を表示する | ||
# dstat -Tclm
|
使用例・・・CPUの使用率をコアごとに見る | ||
# dstat -c -C 0,1,total
|
使用例・・・実行結果ログをファイルへ出力する |
# dstat --output dstat.csv |