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AlmaLinux 8.6 : 公開鍵暗号方式を用いた認証によるSSH接続

RSA 公開鍵暗号方式を用いた認証によるSSH接続

 公開鍵、秘密鍵ペアの作成

OpenSSH 使って Linux サーバに接続するユーザの公開鍵と秘密鍵のペアを作成します。
鍵ペアの作成は ssh-keygen をを使います。
今回はSSH プロトコル Version 2 で利用する RSA 暗号を利用した鍵セットを作成します。
公開鍵と秘密鍵のペアの作成はリモートログインするユーザ権限(huong)で実行します。
作成先・ファイル名を指定しなければ、 /home/huong/.ssh/ に id_rsa, id_rsa.pub が作成される。 途中、鍵用のパスワードも入力する。

Winscpなどを利用し、秘密鍵 (~/.ssh/id_rsa) を Windows の適当な場所に保存する。
Winscpを起動する
Host name  :  サーバーのIPアドレス
Port number : SSHポート
User name : サーバーのログインユーザー
Password : 同上ユーザーのパスワード
を入力し、「Save」

Site name : 任意の名前
「OK」クリック

該当サーバーを確認後、「Login」クリック

下記画面が出れば「Update」クリック

Passwordの欄にはログインユーザーのパスワード

接続されると、右欄サーバー側、左欄PC(Windows)側になる。
サーバー側の/home/huong/.ssh 配下にある「id.rsa」を左欄Windowsにドラック&ドロップして保存する

SSH 設定ファイルの編集

パスワード認証をできないようにするため、 SSH 設定ファイルを編集する。
今度は一般ユーザではなく、 su - で rootになり行う。

Tera Termでの接続方法

Tera Termを起動し、「File」メニュー「New connection」

Host : サーバーのIPアドレス
TCP port : SSHポート番号

次のセキュリティー警告が出た場合「Replace....」にチェックを入れ「Continue」

User name : ログインユーザー名
Password :公開鍵、秘密鍵ペアの作成で指定したパスワード
「Use RSA/DSA....」にチェックを入れ、「Private key file」の欄には先ほどwindowsに保存した「id_rsa」を指定する

PuTTYgen を使った秘密鍵の作成

Winscpを起動し「Tools」からRun Puttygen を起動する

該当サーバーを選択

Loadをクリック

[ ファイルを開くダイアログ ] が開くのでファイルの種類を [ All Files (*.*) ] に変更して Linux サーバから転送した秘密鍵 id_rsa を読み込みます。

パスワードは上記「公開鍵、秘密鍵ペアの作成」で設定したパスワード

「Sve private key」をクリック

Private key file をwindowsに保存する、ファイル名は「id_rsa.ppk」とする

該当サーバーを選択し、「Edit」クリック

「Advanced」をクリック

「Authentication」を選択し、「Private key file」の欄にはwindows保存した「id_rsa.ppk」ファイルを指定する

「Save」をクリック

「Login」をクリック

パスワードは上記「公開鍵、秘密鍵ペアの作成」で設定したパスワード

Tera Termで接続する場合は以下のように
「Use RSA/DSA/ECDSA/...」の欄にはwindowsに保存した「id_rsa.ppk」を指定する

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