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ArchLinux ; インストール #2 ディスクのパーティショニング

ArchLinux ; インストール #2 ディスクのパーティショニング (このページ)
ArchLinux ; インストール #3 インストール時の初期設定
はファイルシステムにext4を使用しています
btrfsファイルシステムにインストールする場合は下記ページに纏めてあります
ArchLinux ; インストール #4 btrfsでのインストール方法

1. Arch Linux をインストールするディスクのパーティショニング

今回はUEFI モード、パーティションテーブルをGPTにするのでコマンドはgdiskを利用する
現在のディスク情報を確認

上記の場合、VmwareWorkststion 上で 30 GB の仮想 HDD を作成したので、nvme0n1 の SIZE が 30 GB になっています。NAME 行の nvme0n1 が、ディスク全体を表すデバイス名でこのnvme0n1にパーティショニングを行います
今回はEFIパーティションとArch Linux 用パーティションを作成しswapパーティションは作成しません
以前は、スワップ用にパーティションを一つ作って、それをスワップとして割り当てていましたが、現在は 「スワップファイル」 を使うことができるため、スワップ用のパーティションは作らなくても使用できます。
「スワップファイル」は、スワップ用に任意のサイズのファイルを一つ作成しておいて、その領域をスワップとして使う方法で、作成・削除・リサイズができます。

GPT の場合

・o コマンドで、空のパーティションテーブルを作成

・EFI システムパーティションを作成
n コマンドで、パーティションを追加

・Arch Linux 用パーティションを作成
n コマンドで、パーティションを追加

・パーティションテーブルをディスクに書き込み
wコマンドを使用します

2. 各パーティションのフォーマット

・EFI システムパーティションのフォーマット

・Arch Linux 用パーティションのフォーマット
Linux で使えるファイルシステムにはext4 、XFSなどがありますが安定したext4を利用する

3.Arch Linux をインストール

3.1 ネットに接続
インストールするファイル(パッケージ)は、ネットからダウンロードする必要があるので、まずは、インストールシステム上でネットに接続する必要があります。有線 LAN の場合は、起動時に自動で接続される場合がほとんど
接続確認

3.2 時刻設定
ネットからパッケージをダウンロードする際、パソコンの時刻が正しくないと、ダウンロードできない場合があるので、ネットから時刻を調整する

3.3 パーティションのマウント

・Arch Linux 用パーティションのマウント

・EFI システムパーティションのマウント
EFI システムパーティションに、ブートローダーや Linux カーネルをインストールする/mnt/boot にマウントします

3.4 リポジトリのサーバーを選択
・reflector コマンドを利用する場合

・ミラーリストを編集する場合
Pacman Mirrorlist Generator(https://archlinux.org/mirrorlist/)でCountry:Japanのミラーサイトを開くと次の通り

これらの先頭の#を削除し/etc/pacman.d/mirrorlistの最上位に貼り付ける

3.5 パッケージのインストール
最低限必要なのはbase Linux カーネル、ファームウェア、テキストエディタ (CUI) など
その他はあれば便利なツールで後からでも必要な時にインストールできます

3.6 fstabの設定
起動時に自動的にマウントするパーティションなどの情報を、/etc/fstab のファイルに記述します。

fstab ファイルの内容を確認

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