リモートデスクトップの設定
Windowsリモート デスクトップ サービスには、次の3つのライセンス モードがあります。
1.管理用リモート デスクトップ：
このライセンス モードでは、ローカル コンソール セッションを含む最大2つの管理セッションを、Windows Server上で同時に実行することができます。これは、リモート デスクトップ クライアント アクセス ライセンス（RD CAL）またはライセンス サーバーを必要としない唯一のライセンス モードです。
2.ユーザー単位：
ユーザーが接続するデバイスの数に関係なく、リモート デスクトップ セッション ホスト サーバーに接続するユーザーごとにRD CALが必要になります。
3.デバイス単位：
デバイスから接続するユーザーの数に関係なく、リモート デスクトップ セッション ホスト サーバーに接続する各デバイスごとにRD CALが必要になります。
今回はライセンスの必要がない管理用リモート デスクトップで設定します
1.サーバー側の設定
1.1 [サーバーマネージャー] → [ローカルサーバー] → [リモートデスクトップ] の [無効] をクリック
1.2 [このコンピューターへのリモート接続を許可する] にチェックを入れる
ファイアウォールの許可の旨が表示されるので[OK]クリック
1.3 リモートデスクトップが有効
1.4 接続セッション数を2にする
管理用モードでの使用でも、デフォルトでは 1セッションとなっているので、2セッション同時に接続できるようにする。
①「Winキー」＋「Rキー」を同時タイプして[ファイル名を指定して実行] から 「gpedit.msc」と入力して、ローカルグループポリシーエディターを起動
②[管理テンプレート] - [Windows コンポーネント] - [リモート デスクトップ サービス] - [リモート デスクトップ セッション ホスト] - [接続] を選択
右欄で[リモート デスクトップ サービス ユーザーに対してリモート デスクトップ サービス セッションを 1つに制限する]を開く
③[無効] にチェックを入れて [OK] をクリック
2セッションまで同時に接続できるようになります
2.クライアント側の設定
クライアントの設定(今回はWidows 10 Pro)
Windowsアクセサリの中からリモートデスクトップ接続を開きます
または、 [ファイル名を指定して実行] から [mstsc] を入力してリモートデスクトップ接続を開きます
[オプションの表示]をクリック
コンピューター : 接続先のwindows server2019のホスト名 または IPアドレス
ユーザー名 : Administrator(windows server側でユーザーを作成していないので)
ユーザー(Administartor)のパスワードを入力
証明書の警告が出ます。自身のサーバーですので[はい] をクリック
リモートデスクトップで接続された
