OracleLinux9.2 インストール
Oracle Linuxは、Red Hat Enterprise LinuxやCentOS Linuxに代わる100%アプリケーション・バイナリ互換性のある選択肢を提供し、ハイブリッド環境とマルチクラウド環境の両方に対応しています。
2006年以降、Oracle Linuxは完全に無料でダウンロードして使用できます。ソースコード、バイナリ、アップデートは無料で提供されます。自由に再配布可能です。本番環境での使用は無料です。
今回は、最新のOracle Linux9.2(2023年5月24日リリース)で進めていきます。
1.Oracle Linux9.2 ダウンロード
Oracle Linux9.2 のインストールイメージ(OracleLinux-R9-U2-x86_64-dvd.iso )は下記サイトからダウンロード可能
https://www.oracle.com/linux/
2.Oracle Linux 9.2インストール
インストールUSBメディア入れUSBメディアから起動するようBIOSの設定を変更します。
2.1 インストール初期画面
次のような画面になりますので、一番上の「Install Oracle Linux 9.2.0」を選択し、Enterキーを押して「言語の選択」に進んで下さい。
2.2 言語の選択
次の言語選択画面で「English」を選択し「Continue」をクリックします。
2.3 「Keyboard Layout」設定 [Keyboard]クリック
[+]ボタンをクリック
[Japanese]を選択して、[Add]ボタンをクリック
優先順位を変えるため、[Japanes]を選択し、[^]ボタンをクリックし、[Done]ボタンをクリック
2.4 「日時」の設定 [Time & Date]をクリック
Region:Asia City:Tokyoに設定 Network TimeをONにする
2.5 「ソフトウェアーの選択」設定 [Software Selection]をクリック
「Base Environment」は「Server」を選択し、右欄のソフトウェアは次を選択する
①Hardware Monitoring Utilities
②Performance Tools
③Legacy UNIX Compatibility
④Development Tools
⑤RPM Development Tools
⑥Security Tools
⑦System Tools
2.6「インストール先」の設定 [Installtion Destination]をクリック
「Storage Configuration」を「Automatic」にし、「Done」クリック
2.7 「Network & Host Name」設定
[Host Name]は設定せず、サーバーアドレスもDHCP有効のまま、デフォルトで進めますので[Done]をクリック
2.8 「Root Password」の設定
Rootパスワードを入力し、「完了」クリック
2.9 「User Creation」ユーザーの作成とパスワード設定
[Full name] [User name]に任意の名称をつけ [Make this user administrator]にチェックを入れる
[Password] は強固なものにしておく
2.10 [Begin Installation]をクリック
インストールが完了したら、[Reboot System]をクリック
2.11 「インストールの終了・再起動」
インストールが終了し、再起動をクリックすると、次のように
「ホスト名 login:」画面になる
先ほど作成した一般ユーザーのユーザー名とパスワードでログインしてください。
bashのプロンプト”$"が表示されれば、ログインは完了です。