chown コマンド
LINUX よく使う基本コマンド
chown コマンド ファイルの所有者を変更する |
文法 |
chown [オプション] ユーザー [:グループ] ファイル名 |
chown コマンドは、ファイルの所有者を指定したユーザーに変更するコマンドです。 また、ユーザー名に続けて、「:グループ」を指定すると、所有者と同時にグループ名も変更できます。 ユーザー、グループは、それぞれ名前または、ID で指定することができます。 ファイルの所有者は、そのファイルを作成した時のユーザーになります。 |
よく使うオプション |
-R 指定されたディレクトリ以下の全ファイルの所有者を変更する -f 所有者を変更できなかった場合、エラーメッセージを表示しない |
使用例・・・ファイルの所有者を変更する |
$ su - ← rootになる passwd rootパスワード入力 # chown root:root /tmp/temp ← 所有者とグループをroot に変更します。 # ls -l /tmp/temp -rw-rw-r-- 1 root root 0 1 月27 02:48 /tmp/temp ← 所有者とグループがroot になる。 |
使用例・・・ディレクトリ以下のファイルの所有者を変更する |
# chown -R root:root /tmp ←/tmp ディレクトリ以下のファイルの所有者、グループをroot に変更 # ls -l /tmp total 16 -rw-rw-r-- 1 root root 0 1 月01 01:01 temp1.dat -rw-rw-r-- 1 root root 0 1 月01 01:01 temp2.dat -rw-rw-r-- 1 root root 0 1 月01 01:01 temp3.dat ↑/tmp ディレクトリ内のファイルの所有者、グループがroot に変更されます。 |