OpenSUSE15.6 ; 公開鍵暗号化方式によるSSHリモート接続

クライアント用に秘密鍵、サーバー用に公開鍵を作成し、鍵ペアによる認証でログインできるようにします

1.鍵ペア作成

OpenSSH 使って Linux サーバに接続するユーザの公開鍵と秘密鍵のペアを作成します。
鍵ペアの作成は ssh-keygen をを使います。
公開鍵と秘密鍵のペアの作成はリモートログインするユーザ権限で実行します。
作成先・ファイル名を指定しなければ、 /home/huong/.ssh/ に id_ed25519,id_ed25519.pub が作成される。 途中、鍵用のパスワードも入力する。

鍵ペア作成

作成した秘密鍵id_ed25519 をwinSCPでwindowsの適当なところに保存
winSCPを起動する
New Site クリック
Host name : サーバーIPアドレス
Port number : SSHポート番号
User name : ログインユーザー名
Password : 上記ユーザーのパスワード
Save クリック

Site name : 任意の名前を付ける
OK クリック

該当サーバーを選択し、Loginをクリック

下記のようなセキュリティー確認画面が表示されれば"Update"をクリック

Password : ログインユーザーのパスワード
OK クリック

接続されると、左欄サーバー側、右欄PC(Windows)側になる。
.sshディレクトリーにある"id_ed25519"ファイルを右欄Windowsの適当なところに保存する

2. SSH 設定の編集

2.1 設定ファイルの編集

なお、鍵認証にした場合、以下のように SSH サーバー側でパスワード認証を禁止すると、よりセキュアな環境とすることができます。今度は一般ユーザではなく、 su - で rootになり行う。

2.2 Tera Termで接続方法

TeraTermを開き「File」メニューから「New Connection」をクリック

Host  :  サーバーIPアドレス  
TCP port  :  SSHポート番号
OK クリック

次のセキュリティー警告が出た場合「Replace....」にチェックを入れ「Continue」

User name : ログインユーザー名
Password :公開鍵、秘密鍵ペアの作成で指定したパスワード
「Use RSA/DSA/ECDSA/ED25519 key to log in」の「Private key file:」には先ほどWindowsに保存した
「id_ed25519」を設定し、「OK」をクリック

2.3 PuTTYgen を使った秘密鍵の作成

Winscpを起動し「Tools」からRun Puttygen を起動する
該当サーバーを選択

Loadをクリック

[ ファイルを開くダイアログ ] が開くのでファイルの種類を [ All Files (*.*) ] に変更して Linux サーバから転送した秘密鍵 id_ed25519 を読み込みます。

パスワードは上記「公開鍵、秘密鍵ペアの作成」で設定したパスワード

「Save private key」をクリックする

Windows側に先ほど保存した「id_ed25519」と同じところに拡張子「.ppk」として「id_ed25519.ppk」の名称で保存

該当サーバーを選択し、「Edit」クリック

Advabced...をクリック

「Authentication」メニューを開き、「Private key file」に先ほどWindowsに保存した「id_ed25519.ppk」を指定する

「Save」をクリック

「Login」をクリック

パスワードの欄には、最初に作成した公開鍵の課程で定義したパワードを入力する
ユーザーのログインパスワードではありません

Tera Termで接続する場合は以下のように
「Use RSA/DSA/ECDSA/...」の欄にはwindowsに保存した「id_ed25519.ppk」を指定する

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