FreeBSD14.1 ; 初期設定(Vimインストール,SSH接続のセキュリティ対策,ファイアウォール,NTPサーバー)

1. Vim インストール

エディタとして使い慣れたVimを使用しますので下記の通りインストール

Vimを標準のエディタとして利用可能するため".shrc"を編集し、再度ログインしなおすと反映する
FreeBSD14はデフォルトシェルがでshになっている

次のコマンドで現在のSHELLを確認できる

Vimの使用環境を整えるため".vimrc"を新規作成し、下記内容を記入

再起動すると反映される

2.localeデータベースの利用

FreeBSDではupdatedbを利用すると次のようなエラーが出ます

エラーの内容は
rootユーザで updatedb を実行してます。
これは、すべてのログインユーザにすべてのファイル名を見ることが可能になってしまいます。これは、セキュリティリスクです。

FreeBSDではperiodic の下のスクリプトがcronによって実行されるので、cronが実行してくれるlocateデータベースの更新スクリプトを利用する

3. SSH接続のセキュリティ対策

3.1 SSHポートの変更、ルートユーザーのログイン不可

設定の反映

3.2 公開鍵認証方式にする
① 公開鍵、秘密鍵ペアの作成---一般ユーザーにログインして作成する
作成先・ファイル名を指定しなければ、 /home/(ユーザ名)/.ssh/ に id_ed25519, id_eed25519.pub が作成される。 途中、鍵用のパスワードも入力する。

➁作成した秘密鍵id_ed25519 をwinSCPでwindowsの適当なところに保存

➂SSH設定ファイルを編集

④TeraTermでの接続

User name : ログインユーザー名
Password :公開鍵、秘密鍵ペアの作成で指定したパスワード
「Use RSA/DSA….」にチェックを入れ、「Private key file」の欄には先ほどwindowsに保存した「id_ed25519」を指定する

公開鍵暗号方式を用いた認証によるSSH接続は他のLinuxと同様に行うことができますので下記を参考にしてください

4. ファイアウォール設定

FreeBSDでは以下のファイアーウォールがあります
・pf
・ipfw
・ipf
今回は、ipfwを使用してファイアーウォールの設定をします。

4.1 ipfwが動くか確認

4.2 ipfwを使用するための設定を /etc/rc.conf に追記
/etc/rc.conf ファイルをvimエディタで編集するより、sysrcコマンドを利用するほうが良い

4.3 追加設定スクリプト(/usr/local/etc/ipfw.rules)を作成

追加設定スクリプトの内容-----とりあえず次のサービスポートを開放する
ftp (20,21), 初期ssh (22), smtp (25), dns (53) , http (80), ntp(123) , https(443) pop3(110), imap(143), mail-over(587) , 変更後SSH(2244)

システムの再起動

ipfwのリストを表示

5. NTPサーバー設定

5.1 /etc/ntp.conf中の参照先NTPサーバーを書き換えます。日本にある適当なサーバーを追加します。

5.2 起動時にntpが自動的に起動されるよう、/etc/rc.confに追記

5.3 時刻を修正
時刻がずれすぎると NTP デーモンが動作を停止させるのでntpdate コマンドで時刻を修正してから NTP デーモンを起動させる

5.4 時刻同期確認(少し時間をおいてから確認する)

+ 接続テストに合格し、いつでも参照可能なサーバー
– クラスタリング検査で、参照リストから外れたサーバー
* 参照同期中であると宣言されたサーバー

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