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CentOS7.6でサーバー構築 事前確認と設定

CentOS7.6でLinuxサーバー構築手順

このサイトでは、LinuxディストリビューションのひとつであるCentOS(The Community ENTerprise Operating System)で自宅サーバーを構築したときの手順です。
CentOSは企業向けLinuxで最もシェアが高い「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」を基に作られている“RHELクローン”。

最近はクラウドサーバーを利用したCMSでのサイトが多く見受けられますが、あえて自宅に自作PC(マザーボードはサーバー用で高品質なSupermicro製、CPUはXeon、メモリーはECC付き)にて2017年サーバーを構築しました。
かなり昔Linuxの勉強をしていましたが当時は情報も少なく挫折し、仕事にも余裕が出てきたことをきっかけに再度本格的にLinuxの勉強を始めました。

私の構築したホームページは次のとおりです。
1. 「エアコンの安全な修理・適切なフロン回収」 http://marchan-na.com (CentOS7.6、wordpressを利用)
2. 「業務用エアコンのエラーコード」 http://ac.marchan-na.com (CentOS7.6、wordpressを利用)
3. 本サイト「Linuxサーバー構築師とレンタル・クラウドサーバー」https://korodes.com (Debian11、wordpressを利用)
それでは、ご自身のネットワークト環境設定、CentOS7.6のインストール、いろいろなサーバー機能、CMS(wordpress)のインストールまでを順序立てて進めていきます。

Linuxサーバー構築順序

  1. ネットワークト環境確認と設定(本ページにて解説)
  2. CentOS7.6インストール(本ページにて解説)
  3. サーバーの基本構築
  4. サーバーの公開
  5. WEBサーバーの構築
  6. メールサーバーの構築
  7. CMS(wordpress)のインストール

ネットワーク環境確認の前の復習

大多数の方は次のような非固定グローバルIP アドレスを付与するプロバイダーをご利用されていると思います。

IPアドレスの種類
    1. インターネットに接続するタイプ(グローバルIPアドレス)
    2. インターネットに接続しないタイプ(プライベートIPアドレス又はローカルIPアドレス)

グローバルIPアドレス

グローバルIPアドレスとは、インターネットに接続するタイプのIPアドレスです。さらに、動的IPアドレス静的IPアドレス(固定IPアドレス)の二つに分かれます。

動的IPアドレス

IPアドレスが変動する場合、動的IPアドレスに分類されます。家庭でインターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に接続する場合はこれがほとんどです。

最近では、ISPに最初に接続する場合に、特別な設定が不要です。それは、ネットワーク機器にLANケーブルをつなげて、インターネットに接続すると、自動的にグローバルIPアドレスがISPより割り当てられるからです。

別の言い方をすると、ISPが自動探知してくれるのです。このことから、一定時間が経過したり、インターネットに接続し直すたびに、別のグローバルIPアドレスが割り当てられます。

静的IPアドレス(固定IPアドレス)

一方、静的IPアドレス(固定IPアドレス)とは、言葉の通り変動しないIPアドレスです。では、どのような利用場面が想定されるでしょうか。一言で言えば、接続のたびにコロコロ変わって欲しくない場合に、導入が必須となっています。

プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレスとも呼ぶ)

家庭内での、インターネットからは独立したネットワークを例にします。
ブロードバンドルーターの外側がインターネットの世界で、内側が家庭内の独立したネットワークを考えてみます。
このとき、家庭内のネットワークにあるパソコン、ネットプリンターなどに付与されているIPアドレスが、プライベートIPアドレスです。

プライベートIPアドレスは、直接グローバルIPアドレスとやりとりすることができません。
そこで、ブロードバンドルーターのNAT(Network Address Translation)という機能が必要となります。
NATとは、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する機能です。

自分のIPアドレスを確認する方法

グローバルIPアドレス確認方法

こちらはWebサービスにアクセスするだけで、簡単に確認することができます。一例は、サーバー監視/ネットワーク監視サービスです。

プライベートIPアドレス確認方法(Windows10)

操作はコマンドプロンプト画面を使用します。コマンドプロンプト画面を表示するには、画面左下「スタート」から「プログラムとファイルの検索」に「cmd」と入力して、「Enter」キーを押下します。
以下次のネットワーク環境確認で説明

1.ネットワーク環境の確認と設定

1.1 ネットワーク環境の確認

① コマンドプロンプトが表示されますので、「ipconfig /all」と入力して<Enter>を押す。

②使用中PCのネットワーク設定が表示される。

この中で確認するのは

IPv4 アドレス 使用しているPCに設定されているIP アドレスを表示します。画面の例では「192.168.11.52」となっていますが、
場合によっては「192.168.1.XXX」や「192.168.11.XXX」となったりします。これはルーターによって異なります。
サブネットマスク サブネットマスク(subnet mast)は、ネットワークの範囲を定義するために使用します。サブネットマスクはIPv4のIPアドレスを使用している場合のみに使用します
デフォルトゲートウェイ デフォルトゲートウェイとは、LANなどのネットワークから外部のネットワークに接続する際、通信の出入り口となるもので、ルータやコンピュータ、IPアドレスなどがその役割を果たします。
多くの場合、ルーターがデフォルトゲートウェイの役割を果たしています。
DNS サーバー DNS サーバーとはインターネット上の住所にあたるドメイン名をIPアドレスに変換するコンピュータのことです。通常はプロバイダーから送られてくる、「登録証、登録通知書」などというプロバイダーへ接続接続するためのユーザID やパスワード、メールID などが書かれている用紙に一緒に記載されています。「プライマリDNS 」、「セカンダリDNS 」というのがそれにあたります。
プロバイダーによってはセカンダリDNS サーバーがない場合もありますが、それは問題ありません。
このような場合はDNS サーバーにルーターのIP アドレスを指定して下さい。インターネットに接続できている場合、それで問題ありません。

③ルーターのDHCP 機能を無効にする

Linux サーバーを構築する場合、そのローカルIP アドレスは、固定でなければなりません。ルーターによっては、DHCP を無効にして、PCにIP アドレスを割り当てて下さい。
最近のルーターの多くは、DHCP を有効にしつつ、固定IP アドレスと共存できる機種が存在します。このようなルーターをお使いの場合は、DHCP を無効にしなくても結構です。

DHCP 機能の確認と設定

上記のコマンドプロンプトの画面で

PCに固定ローカルIP アドレスの割り当て方法については次の「ネットワーク環境の設定」をご覧下さい

1.2 ネットワーク環境の設定

固定ローカルIP アドレスの設定方法(Windows10)

コントロール パネル>ネットワークと共有センター> と進み左欄の「アダプターの設定の変更」をクリックすると次の画面が表示されます。

② 現在ネットワーク接続されているネットワークアダプタ(例では「イーサネット ネットワーク3」)を選択し、右クリックから、「プロパティ」をクリックしてください。

「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。

④ 「次のIP アドレスを使う」を選択し、IP アドレスを設定していきます。
「次のDNS サーバーのアドレスを使う」も選択し、DNS サーバーIPアドレスを入力します。

IP アドレス以外は「1.1ネットワーク環境の確認②使用中PCのネットワーク設定が表示される
で確認したネットワーク環境の設定を入力します。
IP アドレスはデフォルトゲートウェイアドレスが「192.168.11.1」の場合前の「192.168.11.を変更してはいけませんが「192.168.11.#」の「#」は任意で結構です。(他のネットワーク機器やPCのIPアドレスとダブらないこと)

以上で非固定グローバルIP アドレスでサーバーを構築する前のネットワークト環境確認と設定は終わりです。

その他固定グローバルIP アドレスを購入してサーバーを構築する方法もありますが、企業を除き大多数の方には無縁の者と思われますので割愛します。

以下非固定グローバルIP アドレスでサーバーを構築するためにインストールから始めます。

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