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オススメのVPSは?(12/2更新)

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最近では趣味や仕事で作ったプログラムを公開したい時に、VPSが選ばれることが多くなっています。

レンタルサーバーよりも自由度が大きく、専用サーバーやクラウドよりも安く利用できるVPSはコスパの良いサービスとして親しまれています。

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VPSとは何か

VPSという用語を聞いたことがあるけど、具体的にどのようなものか分からない方もいるかと思いますので、少し説明したいと思います。
VPSとは「Virtual Private Server」の頭文字を取ったもので、日本語に訳すと「仮想専用サーバー」となります。
一つのサーバーに、仮想コンピューターをいくつか起動させ、利用者はその仮想のコンピューターを管理者として操作できるサービスになっています。
これによって一台のサーバーをまるまる利用する専用サーバーと比べて、他の利用者と共有しながらとなるので利用料金を抑えつつ、専用サーバーと同じ権限で操作できるのです。

ハイブリッド型のサービス

VPSはレンタルサーバーと専用サーバーのそれぞれの利点を取ったハイブリッド的なサービスです。

レンタルサーバーでは、サービス提供者が設定した実行環境を変更することはできませんが、VPSではサーバーを複数人で共有する代わりに、安価で利用できます。
例えば単にPHPを動作させるだけなら、レンタルサーバーで月額500円ほどから始められますが、新たに好きなパッケージをインストールすることはできません。
反対に専用サーバーでは利用者は1台のサーバーを貸し切り、自分が好きなようにカスタマイズすることができますが、月額数万円ほどと趣味で手を出せるような金額ではありません。

VPSはレンタルサーバーの安さと、専用サーバーのカスタマイズ性の両方の性質を持っており、管理者権限を持って自由にカスタマイズできるにも関わらず、月額1,000円未満から気軽に始められるのが特徴です。

デメリットもある

このようにVPSは両方の良いところ取りをしたサービスですが、全く欠点がないわけではありません。
第一にレンタルサーバーと違って利用者がサーバーをセットアップしなければならないので、専門の知識が求められます。

レンタルサーバーではウェブサイトのファイルをそのまま転送するだけで動作しますが、VPSの場合は通常SSHというコマンドを使ってサーバーにログインし、コマンドラインを使って実行環境を整えていきます。

基本的にはLinuxのOSを操作することになるので、Windowsとは全く異なるコマンドを使ってセットアップしなければならず、一般の利用者には敷居が高くなっています。

第二に一台のサーバーを複数人で共有するので、他の利用者が大量のデータ通信を行うと回線速度が低下する可能性があることです。

まず始めに断っておきたいのは、一つのサーバーに複数の仮想コンピューターが同居しているとはいえ、一つ一つの仮想コンピューターに割り当てられるリソースは独立しているので、基本的に同居している他のユーザーの影響を受けて、性能が劣化することはありません。

しかし他の利用者から多くのトラフィックが生じると、回線は共有しているため、回線速度が低下する可能性があります。ですからウェブサイトを運用している時に、思うようにレスポンス速度が上がらないということが考えられます。

もっともこれはレンタルサーバーやクラウドでも発生しうる問題なので、これを回避するには専用サーバーを利用するしかありません。

  • VPSのセットアップには専門知識が必要
  • 他の利用者の状況によって、回線速度が落ちる可能性がある

おすすめのVPSサーバー

ConoHa

♦月額課金でも従量課金でも安い方を選べる
♦LAMPやRails、WordPressのテンプレートで簡単セットアップ
♦ロードバランサー、ローカルネットワーク、プラン変更何でもできる

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
東京
アメリカ(サンノゼ)
シンガポール
CentOS
Ubuntu
Debian
Fedora ほか
なし無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
512MB630円 (1.0円/時)0円1コアSSD 20GB
1GB900円 (1.3円/時)0円2コアSSD 50GB
2GB1,750円 (2.5円/時)0円3コアSSD 50GB
4GB3,420円 (4.8円/時)0円4コアSSD 50GB
8GB6,670円 (9.3円/時)0円6コアSSD 50GB
16GB13,010円 (18.1円/時)0円8コアSSD 50GB
32GB25,370円 (35.3円/時)0円12コアSSD 50GB
64GB49,480円 (68.8円/時)0円24コアSSD 50GB

Conohaは開発者からの支持を集めて10万件の利用実績があり、その機能性はVPSサービスの中で頭一つ抜けています。

通常は月額料金いくらという価格設定ですが、Conohaは時間あたりの料金に切り替えることもできるので、夜間だけ稼働させたり、一時的に負荷テストを行ったりと、柔軟に利用できるのが特徴です。

開発者向けの機能が充実していて、プライベートネットワークによってアプリケーション層とDB層を分離したり、ロードバランサーで負荷分散をしたり、また既存のマシンをスケールアップすることもできるので、AWSとほとんど同じことがConohaでも可能になっています。

ストレージが少なく感じられるかもしれませんが追加料金で増やすことができるので、利用する分だけリソースを確保すれば、かえって他よりも料金を抑えることができます。

そして一番の特徴は初期費用や最低利用額が全くなく、それこそ1円からスタートすることができることです。 クラウドのように必要に応じて機能を拡張しつつ、それでいてクラウドよりも遥かに安い価格でできるのが強みとなっています。

他にもテンプレート機能によってあらかじめWordPressをセットアップできるので、初心者にもやさしく、それでいて開発者ライクで作られています。

VPSとして拡張性が高く、高機能でありながら、なおかつ競合サービスと比べても値段が安めということもあって、個人的にイチオシです。

ConoHa VPS公式ホームページはこちら

ServersMan@VPS

♦メモリあたりのコスパは最高水準
♦後からプラン変更も可能
♦CPUコア数の表記がないので、動作性能が不明

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
東京、大阪CentOS 7
Debian 6 / 7
Ubuntu 12.04 / 14.04
なし無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
1GB467円0円?HDD 50GB
2GB934円0円?HDD 100GB
4GB1,886円0円?HDD 200GB

ServersManはメモリあたりのコスパが最も良く、メモリ1GBで467円は業界で最も安いVPSサービスとなっています。
また現在動いている仮想コンピューターを、そのまま上位プランに変更できるので、利用してからスペックを上げたいときでに柔軟に対応できるのはとても助かります。

ただしほかサービスでは記載されるのが通常のCPUコア数が公開されておらず、口コミによるとCPU性能はほかサービスよりもやや落ちるとのこと。(極度に低いわけではないので、通常利用には問題ありません)

またプランの幅が少ないので、CPUのことを含めて高いスペックを求める方には不向きではありますが、メモリあたりのコスパを考えると「とにかく安い料金で利用したい」という方には間違いなくオススメのサービスです。

ただしCPUのコア数が公開されていないのが少し不気味で、有志の人がCPU性能を測定した結果によると、競合サービスよりはCPU性能は劣るとのこと。

ServersMan@VPS公式ホームページはこちら

さくらのVPS

♦VPSの代表サービスで利用者も多い
♦最大メモリ32GB、仮想10コアの高スペックプランもある
全プランSSD搭載
♦選択できるOSが多い
♦コスパ自体は決して良くない

データセンター標準OS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
東京、大阪、石狩CentOS 6 / 7
Ubuntu  16.04
KUSANAGI(CentOS 7 x86_64
2週間無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
512MB685円1,080円1コアSSD 20GB → 25GB
1GB972円1,620円2コアSSD 30GB → 50GB
2GB1,706円2,160円3コアSSD 50GB → 100GB
4GB3,888円4,320円4コアSSD 100GB → 200GB
8GB7,776円8,640円6コアSSD 200GB → 400GB
16GB15,552円17,280円8コアSSD 400GB → 800GB
32GB30,240円34,560円10コアSSD 800GB → 1600GB

老舗のホスティング事業者の「さくらインターネット」が提供しており、以前には「VPS=さくらインターネット」というイメージもあったほどです。
利用者が多く、トラブルシューティングなどの情報がネット上に多く掲載されているのは強みとなります。
ただし料金的にこれといった特色はなく、また初期費用が他のサービスよりも高めなので、コスパが悪いというほどではないにせよ、決して良くはありません。
また通信速度が高速と紹介されていることが多いですが、ネットワークの共有回線は100Mbpsと並なので、サービス仕様上は取り立てて早いわけではありません。
ちなみに上の料金よりもやや割高になりますが、WindowsサーバーのVPSも用意しているので、Windowsサーバーを使いたい人にとっては数少ない選択肢の一つになるでしょう。

さくらはインターネット黎明期から長年に渡って顧客に愛されてきたという「安心・安全」のブランドがあるので、信頼のあるサービスを選びたい人にとってオススメのサービスです。また他のサービスに決め手を感じなかったら消去法的に選ぶのも良いかもしれません。

さくらのVPS公式ホームページはこちら
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WebAREA

♦月額360円から初期費用なしで利用できる
♦スペックあたりのコスパが良い
♦ロードバランサーで負荷分散も可能
♦選べるOSの数が少ない

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
東京(?)CentOS 6
上位プランでDebian 6
20日無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
512MB360円0円仮想1コアSSD 20GB
1GB720円0円仮想2コアSSD 30GB
2GB1,440円0円仮想3コアSSD 50GB
4GB2,880円0円仮想4コアSSD 100GB
6GB3,600円0円仮想6コアSSD 100GB

WebARENAは「NTTPCコミュニケーションズ」(NTT系列)が提供しているVPSサービスです。

最大の特徴は何といっても、初期費用なし、メモリ512MBプランなら月額360円から借りられる圧倒的な敷居の低さです。VPSでありながら、レンタルサーバーと同等かそれよりも安い値段で使えるのはWebARENAだけです。
メモリ1GB以上のプランを見ても全体的に料金が安くなっており、機能もしっかり備わっており、ストレージはSSD対応、CPUのコア数も競合サービスと同等以上とスペック的には申し分ありません。
また有料とはいえ、負荷分散のためのロードバランサー機能が使えるのは、VPSとしては珍しく、アクセス数の多い本格的なウェブサービスを運用することも十分可能です。
またメモリ8GB以上のスペックを求める場合は、「SuitePRO V4」という系列サービスもあるので、VPSとしての用途はほとんどに対応できるでしょう。

ただしネックになるのはメモリ6GBのみOSにDebianを使用できるが、それ以外はCentOSしか選択できないことです。人気のあるUbuntuなど他では大抵使えるOSが選択できないので、その点だけご注意下さい。

WebARENA(VPSクラウド)公式ホームページはこちら

GMOクラウドVPS

♦さくらVPSより全体的に低価格
♦テンプレートにより専門知識なしですぐに始められる
♦選択できるOSが多い
♦ 初期費用が一律4,000円は敷居が高い

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
日本国内CentOS 6 / 7
Ubuntu 16.04
Debian 8
Windows Server 2008 ほか
15日無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
1GB780円4,000円2コアHDD 50GB
2GB1,280円4,000円3コアHDD 100GB
4GB2,380円4,000円4コアHDD 200GB
6GB4,580円4,000円5コアHDD 400GB
8GB6,580円4,000円6コアHDD 600GB
12GB10,480円4,000円7コアHDD 800GB

GMOクラウドVPSの良い所は、開発者向けのテンプレートがあり、これを使うことでLAMPやRuby On Railsの環境があらかじめセットアップしてから始めることができます。

またPleskというツールもあり、これを使うとサーバーとウェブサイトを管理画面からマウス操作だけで行えて、何の専門知識がなくてもWordPressを立ち上げることができます。

コスパは激安VPSほどではないものの、大手のさくらVPSより全体的に安くなっており、最大でメモリ12GB、仮想7コアのCPUが使えるなど高機能サーバーも用意されています。またOSは10種類の最新版が利用可能で、Windowsまでカバーしているのも魅力的。

難点としては、初期費用が一律で4,000円かかってしまい、安いプランを利用するには敷居が高くなっていることです。ただ上位プランでも同じく4,000円なので、その場合の割高感はありません。

コスパがそこそこ良く、スペックや機能面で優れており、マウス操作だけでWordPressを立ち上げられるなど、万人向けのサービスと言えます。

ABLENET VPS

♦実は料金あたりの性能が素晴らしく高い
♦回線速度も競合サービスより早い
♦サイトや管理画面の作りが古い

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
大阪CentOS 5 / 6 / 7
Ubuntu 12.04 / 14.04 / 16.04
Debian 7 / 8
Windows Server 2008 / 2012 ほか
10日間無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
512MB553円934円1コアSSD 30GB
HDD 50GB
1.5GB1,067円0円2コアSSD 40GB
HDD 100GB
2.5GB1,600円2,839円3コアSSD 60GB
HDD 200GB
4GB3,029円3,791円4コアSSD 100GB
HDD 400GB
8GB5,029円5,696円5コアSSD 200GB
HDD 800GB

ABLENETは性能あたりの料金がとても安く、とりわけメモリあたりのコスパがトップレベルです。

また「メモリ1.5GBプラン」はキャンペーンで初期費用0円となっており、無料体験期間もあるので気軽に始めやすい環境が整っています。

メモリあたりのコスパが最も良い「ServersMan」はCPUの表記がないのに対して、こちらはCPUのコスパも良くて全体的にスキがないサービスで、選択できるOSの種類も多く、Windowsにも対応しており、回線速度も200Mbpsと競合サービスより早くなっている。

利用する分にはさほど困らないとはいえ、サイトや管理画面の作りが古くて、あまりユーザービリティが優れていないのが難点でしょうか。

VPSサービスとして知名度は高くないものの、企業は20年近くホスティング事業を行っている老舗で、これだけコスパが良いのはなかなか魅力的ですね。

ABLENET VPS

カゴヤ・クラウド

♦料金は月額でも日割りでもOK
♦料金に対するCPUコア数が多い
♦プラン変更やスナップショット、ストレージ追加などオプション多数
♦保証メモリーが料金の割に少ない

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
関西CentOS 6 / 7
Ubuntu 12.04 / 14.04
Debian 6 / 7
なし無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
1GB保証 (最大2GB)864円 (31円/日)0円3コアSSD 80GB / HDD 200GB
2GB保証 (最大4GB)1,728円 (62円/日)0円6コアSSD 160GB / HDD 400GB
4GB保証 (最大8GB)3,456円 (124円/日)0円12コアSSD 320GB / HDD 800GB

カゴヤ・クラウドの最大の特徴はCPUのコア数あたりの料金が最も安いことです。

実際にウェブアプリケーションを運用する時、省メモリで運用することは容易でも、並列に処理できるかはCPUのコア数に依存するところが多く、CPUコア数を増やすために料金がかさんでしまうこともしばしばあります。

そんな中、カゴヤ・クラウドでは月額864円という低料金で3コアのサーバーが使えるのはかなりのコスパと言えます。(ちなみに、さくらVPSで3コアだと月額1,706円と倍近い値段です)

SSD容量は元から多いのですが、ストレージだけ追加料金で増やせたり、スナップショットを取って設定環境を保存することもできたりと、機能的にも充実している。

一方でメモリは「保証メモリ」と「最大メモリ」に分かれていますが、これは「共有サーバーのメモリに空きがあれば、最大メモリを使えますよ」ということです。

通常時は最大メモリが使用できるのですが、予期せぬタイミングで最大メモリが減る状況もあるので、保証メモリ内に常に収めると、メモリあたりのコスパはやや悪くなってしまうのが難点。

全体としてみるとCPUコア数の多さが際立っており、コア数がパフォーマンスに直結するプログラムを使用する時にはおすすめのサービスです。

カゴヤ・クラウド/VPS公式ホームページはこちら

お名前.com VPS

♦全体的にコスパが高く、年間契約だとさらに安い
♦値段あたりのディスク容量が安い
♦一方でこれと言った決め手がない

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
日本国内CentOS 5 / 6 / 7
Ubuntu 12.04 / 14.04 / 16.04
Debian 7 / 8
Fedora ほか
15日無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
1GB896円0円2コアHDD 100GB
2GB1,315円0円3コアHDD 200GB
4GB3,696円5,410円4コアHDD 400GB
8GB7,505円9,220円6コアHDD 800GB
16GB15,124円15,886円10コアHDD 1TB

独自ドメイン取得の最大手である「お名前.com」のVPSサービスです。
全体的に料金が安めでコスパが良く、特に年間契約をした場合はトップレベルに価格が安くなるのが特徴です。

スペックで見るとHDDではあるものの、価格の割に容量が多いので、画像を多く保存するようなサイトに向いているでしょう。

OSの選択肢も広く提供されており、既に契約したサーバーのプラン変更をできたり、WordPressの簡易セットアップなど、機能的には一通り揃っていて、全体的に良いサービスではないのだが、「これ」という決定的な要素がないのは否めません。

大手企業のGMOインターネットが運営していて信頼性もありますし、お名前.comを既に利用されている方や事業者の信用を重視される方にはオススメです。

お名前.com レンタルサーバー公式ホームページはこちら
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CloudCore VPS

♦メモリあたりの値段が安いが、CPUコア数は少ない
♦長期契約なら料金は安いが、短期契約ならちょっと高い
♦ISOをアップロードすれば、使いたいOSが利用できる

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
東京CentOS 6.2
ISOアップロードでカスタマイズ可
なし無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
2GB1,800円0円2コアHDD 100GB
6GB3,400円3,800円3コアHDD 300GB
8GB6,400円5,400円4コアHDD 450GB
12GB10,000円9,500円6コアHDD 800GB

CloudCoreは機能的な特徴で言うと、CPUよりもメモリ優先のサーバー性能になっています。

例えばメモリ8GBプランのCPUコア数はCloudCoreでは「4コア」ですが、他のサービスの多くは「6コア」となっています。

メモリをたくさんに使うアプリケーションには恩恵がある一方で、WebアプリケーションではCPUのコア数に依存して並列処理をするような場合には性能に直結しません。

長期契約をすると上の料金表よりも割安になり、価格的には優位なのですが、短期契約ではかえって割高になります。ある程度、腰を据えて利用することを前提に契約すると良いでしょう。

OS対応は標準でCentOSのみで、自分でISOファイルをアップロードしてインストールするというユニークな面もあり、クセの強いサービスですが、自分に合っていると感じた方はぜひ使ってみて下さい。

FC2 VPS

♦メモリあたりの値段が安い
♦しか選択できない
♦回線は高速だが、データセンターがアメリカなので遅延がある

データセンターOS無料期間転送量プラン変更ロードバランサ
アメリカCentOS 6.3なし無制限
メモリ料金初期費用CPUストレージ
1GB780円0円1コアHDD 80GB
2GB1,380円0円1コアHDD 160GB
4GB3,696円0円1コアHDD 320GB
6GB7,505円0円1コアHDD 480GB
8GB15,124円0円1コアHDD 640GB

インターネット黎明期からの大手にも関わらず、実態が全くの謎ということでも有名な「FC2」のVPSサービスです。

VPSとしての長所はメモリあたりの料金が比較的安いことです。CPUは1コアですが、上位プランになるほどCPUリソースを多く使えるようになっているそうですが、いずれにせよ並列処理をする用途には向かないので微妙かもしれません。

また利用できるOSがCentOSのみで、UbuntuなどRed Hat系を利用されている方は注意して下さい。

またデータセンターの回線は100Gbpsとかなり高速になっているのは魅力的ですが、データセンターがシリコンバレー(アメリカ)にあるので、日本からのアクセスには通信遅延が生じるので恩恵は感じづらいでしょう。

特にウェブサイトを高速に表示したい人は、処理時間よりも遅延の方が大きくなってしまうので注意しましょう。

取り立てて機能面で優れているわけではありませんが、FC2自体に思い入れがあったり、安いVPSを選択したい方には選択肢になるかもしれません。

VPS選びのチェックポイント

コスパは良いか

VPSの事業者は各社、価格競争を行っているので、どれも比較的安価に利用できるサービスが多いですが、それでも同等スペックでも値段が倍近く違うことがあります。
やはり料金を気にする方は多いかと思いますので、自分にあったプランの中で、なるべく安いサービスを見つけてみて下さい。

スペックは十分か

VPSは後からスペックを変更できないことが多いので、自分が利用しているプログラムに、どれだけのスペックが求められるかを把握するようにしよう。
例えば1台のサーバーで多くのアプリケーションを実行するならメモリが潤沢にあるもの、ウェブサイトから多くのアクセスを求めるのならCPUのコア数が多いものがオススメです。

遅延は少ないか

ウェブサイトを公開する方で、読み込み速度を気にする方は、データセンターがどこにあるのかも気にした方が良いかもしれません。
例えばさくらのVPSではデータセンターが石狩と東京から選べますが、東京と石狩の間では物理的な距離によって20msほどの遅延が発生すると言われており、日本からアクセスを見込むのなら東京のデータセンターの方が総じて遅延は少なくなるでしょう。
さくらでは東京が選べるのですが、他サービスでは東京にデータセンターがない場合もあります。

初心者向けかどうか

VPSで扱えるコンピューターのOSはLinuxがほとんどですが、コマンドラインの操作に慣れていない人で、イチからUnixコマンドを学ぶとかなり時間がかかってしまいます。
そこで「GMOクラウド VPS」などはコマンドラインの操作をしなくても、ブラウザ操作だけでWordPressやRuby On Railsの環境を立ち上げられるようになっています。
レンタルサーバーでは非対応のプログラムを動かしたいけど、コマンドラインの操作が分からない人は、こういったテンプレート機能を用意してくれているサービスが良いでしょう。

VPSとクラウドの違い

ちなみにVPSと似たサービス形態として「クラウド」があり、こちらのほうが聞き慣れたフレーズかもしれません。
VPSとクラウドはどちらも1台のサーバーに複数の仮想コンピューターを同居させたもので、良く似たサービスとなっていますが、以下のような点で異なります。

サーバーの追加、拡張性

VPSでは基本的に1つの契約で1台のサーバーを利用しますが、クラウドは1つの契約で何台ものサーバーを利用することができます
それこそ大規模なサービスともなれば、クラウドで数千台規模で扱うこともあります。
VPSでも同様のサービスを導入しているものもありますが、クラウドでは利用中のサーバーのスペックを自由に上げたり下げたりすることができます。
例えば突発的にアクセスが増えそうだったらスペックを上げ、それが過ぎたら元に戻すといったことはクラウド向きです。

機能面での違い

クラウドでは複数台のサーバーを簡単に扱うことができ、それらのサーバーに負荷を分散させるための「ロードバランシング」という機能を簡単に使えます。
またこれに限らず、クラウドで開発者向けに様々な機能が揃えられており、仮想コンピューターを使えるだけのことが多いVPSよりも機能面で上回っています。

利用料金

VPSは通常月額料金であるのに対して、クラウドでは時間割の課金となっている。

クラウドは従量課金制になっていて、短時間だけ大量のサーバーを稼働し、平常時はそれよりも少なくする、ということをすれば料金を節約することができます。
ただ常時同じだけのサーバーを利用するとなると、VPSの方がかなり割安で、例えばサーバーは常時1台稼働していれば良いという状況なら絶対にVPSの方がオトクです。

まとめ

  • クラウドはサーバーを簡単に増やしたり、性能を調整できる
  • クラウドでは負荷対策などの機能が提供されていることが多い
  • VPSは月額料金だが、クラウドは従量課金
  • サーバー台数が常時同じならVPSの方がかなり割安
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